マウスコンピューターは9月9日、ゲーミングPC「NEXTGEAR」の新モデルを発表した。今回の新モデルはデスクトップタイプで、従来からあるミニタワーモデルはデザインを刷新した上で、拡張性を高めたフルタワーモデルを新たに追加する。
発表に先駆けて、同社は都内でNEXTGEARブランドの説明会を開催し、新モデルを披露した。この記事では、説明会の模様をお伝えする。
説明会の冒頭ではマウスコンピューターの軣秀樹社長が登壇し、NEXTGEARブランドの近況と新製品投入の狙いなどを語った。
NEXTGEARは、2023年に新設されたエントリー/ライトユーザー向けのゲーミングPCブランドだ。同社の「G TUNE(旧・G-Tune)」と比べるとコストパフォーマンスを追求した構成、ユーザーの声を反映したボディーデザインを特徴としている。
ブランドの立ち上げ後、ホワイトモデルやノートPCなどを順次投入し、ラインアップを拡大していった。その結果、2024年度には前年度比で売上げ5倍を達成するなど、順調に成長しているという。
一方で、NEXTGEARブランドを展開していく上での課題も浮上した。
当初、同ブランドはコスト抑制の観点から販路をWeb直販のみとしていた。しかし、「もっとお客さまの声をしっかり聞くため」(軣社長)に、同社の直販店での展示販売を開始した。
すると、Web直販とはまた違う要望が寄せられた。よりハイスペックな構成、高い拡張性を求める声が多かったという。また、新製品を検討している既存ユーザーからは「(購入から)2年経って、また同じデザインのものを購入するのは……」というためらいの声も寄せられた。
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