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AIスピーカーフォンの新作「Insta360 Wave」を試す 面倒な議事録作成の特効薬になりそう武者良太の我武者羅ガジェット道(1/3 ページ)

» 2025年09月26日 20時00分 公開
[武者良太ITmedia]
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 ステイホームとはもう昔のこと。リモートワークにカジを切った企業が次々と出社を求める働き方に切り替え、時代は元通りになった──と思いきや、映像と音声を通じたオンライン会議は、ビジネスにおいて有効な手段として現在も多用されています。

 そして、通常の会議やオンライン会議の議事録を短時間で作ってくれるサービスも増えてきました。特に生成AIによる技術の進歩はすさまじく、会議が終わったらすぐに録音した音声をAI活用のサービスに読み込ませれば、誰が何を話したのか話者ごとに認識して要約してくれます。ミーティングの内容を俯瞰して確認できるため、その手間のかからなさに感激している人も多いでしょう。

 とはいえ、1つ課題があるのも事実。それは参加者全員の声を明瞭なまま捉えられるハードウェアをしっかりと用意して環境を整える必要があることです。

 そんな中、360度カメラでおなじみのInsta360が新たに発売する「Insta360 Wave」は、その課題を一気通貫で解決してくれるものとなりそうです。価格は4万4800円です。

photo 独自の音声認識/要約AIサービスと連携する「Insta360 Wave」

「Insta360 Wave」開封&起動ダイジェスト動画

 質感や手触りが伝わりやすいように、開封の模様をASMR風の動画で撮影しています。もし気に入った場合は、高評価やチャンネル登録もよろしくお願いします。

【イヤフォン推奨】「Insta360 Wave」開封&起動ダイジェスト【ASMR】

Insta360が手掛けるスピーカーフォン コンパクトだが音量は十分

 Insta360 Waveはいわゆるスピーカーフォンで、会議室にいる参加者全員の声をマイクで捉え、オンラインでつながっている相手の声をスピーカーで聴かせてくれるものです。全員の声を一括して録音し、さらに「Insta360 InSight」という独自のサービスと連携させれば、文字起こし/議事録生成まで行えます。

 従来のスピーカーフォンは平べったい形状のものが大半でしたが、Insta360 Waveは縦長スタイルです。会議をする場所に合わせて持ち運びやすいサイズとなっています。面白いのは電源を入れると本体が変形し、電源を切ると元通りになるというギミックを搭載しているところ。とはいえ、スピーカーの構造を考えると納得がいくものです。

photo 収納状態は折りたたみ傘くらいのサイズ感
photo 専用の収納スリーブが付属する
「Insta360 Wave」を起動すると変形する

 本体の電源を入れて展開してから、改めて下からのぞいてみると、底にはスピーカーユニットがありました。側面には2基のパッシブウーファーユニットが備わっています。

 低音はボディーの側面から発して広げ、中高域の音は真下に向かって放ち、後述するディスプレイ部に当てて拡散するのでしょう。この方式であれば、スピーカーユニットのサイズが小さくても大丈夫です。エンクロージャーとなる本体内部にも空気室の余裕があるのでしょう。

photo ディスプレイ表示を反射しているのは、銀色の振動板を使っているからと思われる
photo 両側面には、パッシブウーファーユニットがある。上にある小さな穴はマイク

 音を鳴らしてみると、サイズ以上のボリュームと音のキレがあります。特に声は鮮やかに滑舌良く鳴らしてくれるもの。ノートPCのスピーカーでオンラインミーティング相手の声を鳴らすと聞き取りにくいことがありますが、Insta360 Waveなら聞き漏らすことが減るでしょう。

 音楽を鳴らしても十分なパフォーマンスを発揮します。誰もいないオフィスや自宅であれば、ボーカルを際立たせるオーディオスピーカーとしても使いたくなりますね。

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