東京ゲームショウ2025の最後のステージプログラムである「エンディングステージ」では、フリーアナウンサーの田口尚平さんが司会を務めた。
本イベントのオフィシャルサポーターを務めた俳優の本郷奏多さんも登壇し、今回のショウを振り返り「めちゃくちゃいい経験ができました」とした上で、冒頭に流れたエンディングムービーを見て「ゲームを作ってくれる方がいてイベントをやっていけるんだな」と感想を述べた。
東京ゲームショウはクリエイターたちの存在によって成り立っている――そのことを改めて実感したようだ。
東京ゲームショウのオフィシャルインフルエンサー「TGS BOOSTERZ」としてイベントを盛り上げたタレントの最上もがさんは、今回の出展規模が過去最大だったことと、会場の広大さが相まって何時間歩いてもまだ行けていない場所があったという。「もっともっと遊びたいなと思った」と、遊び足りない心残りを語った。
イベントの最終日を迎えたことに対して「ちょっと寂しいですね」と名残惜しさを見せつつも、次回の東京ゲームショウ2026では、一般公開日が1日増えて計5日間開催となることが発表されているため、遊べる時間が増えることに期待を寄せた。
今回、ゲストとして東京ゲームショウに初参加したお笑い芸人のやす子さんは、「めちゃくちゃ楽しかった」と満面の笑みで感想を述べた。やす子さんは「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」(コナミデジタルエンタテインメント)の世界を探検するという「ゲームさんぽ」の特別生配信に出た後ということもあり、「メタルギアの魅力をしっかり伝えることもできた」と手応えを感じ、来場者が集まってくれたことに感謝の気持ちを述べた。
しかし、「メタルギアの説明をしている時にお客さんがモンハン(モンスターハンターワイルズ)の方に行っちゃってすごく悲しかった」という、複雑な心境も明かし、会場の笑いを誘った。
トークを一通りした後は、観覧者を対象とするプレゼント抽選会が行われた。抽選は登壇者によって行われ、会場は盛り上がりを見せた。
抽選会後、登壇者はメッセージを寄せた。
本郷奏多さんは「本当にワクワクした」と年々ゲームの進化を感じられることに喜びを示した上で、「これからもずっとゲームを愛していこうと思った」と、ゲームファンとしての変わらぬ決意を表明した
最上もがさんは、自身が30年近くゲームを続けてきたゲーマーとして「ドット絵時代から信じられない世界が今、広がっていると感じる」と述べた上で、「開発者の熱い思いを強く受け取りながら楽しんだ」と感想を述べた上で、来場者に対し素敵なゲームと出会い楽しい日々を送ることを願っていた。
やす子さんは空き時間にブースを全て巡って、ゲーム体験を大いに楽しんだと報告。東京ゲームショウ2026にはプライベートで参戦したいと宣言した。さらに抽選会で当選者に全員が拍手を送っていたことによる会場の温かい雰囲気に感謝しつつ、「(当選者は)やす子いい人だったよって広めといてください」とユーモラスに締めくくった。
今回の東京ゲームショウ2025は、ビジネスデイは来場者数が増えた一方で、一般公開日の来場者数は逆に減少した。それでも早々に一般公開日のチケットが完売状態となっていたことを考えると、会場のキャパシティーに対して人数をコントロールしたものと思われる。
次回の東京ゲームショウ2026は、9月17日〜21日というスケジュールで史上初の5日間開催となる予定だ。1日延長されることで、イベントにどのような影響があるのか注目だ。
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