ARグラスで仕事はできるか? スマホサイズの「XREAL BEAM Pro 5G」と老眼にやさしい「XREAL One」で試す(2/3 ページ)

» 2025年10月02日 15時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

必要なアプリのインストールやキーボードの準備

 筆者の場合、言うまでもないがライターとして執筆が主な仕事である。ゆえに、テキストを入力できる環境を整えておきたい。

 筆者は、どこからでも好きな端末で作業できるように、ローカルにテキストエディタをインストールせず、Google ドキュメントにアクセスして執筆している。そのため、まずはXREAL Beam Pro 5GにGoogle ドライブやGoogle ドキュメントをインストールした。

インストールした 仕事をするのに必須のアプリをインストールした

 次に必要なのは外付けキーボードだ。画面内に表示されるソフトキーボードもあるが、それでは生産性が落ちてしまう。テンポよく、思考速度に合わせた入力を行うのであれば、外付けキーボードの準備はマストであろう。

 ARグラスを装着すると周囲を見るのが難しい。絶対に落とさないという自信があって、空間マウス(レーザーポインターのようにマウスを操作するモード)の使用に慣れているのであれば、XREAL Beam Pro 5Gをマウス代わりに使ってもいい。

 しかし、できればマウスとキーボードを行ったり来たりせずに済むポインティングデバイス一体型キーボードを選ぶのが望ましいだろう。

 例えば、PFUの「HHKB Studio」であれば、中央辺りにあるポインティングスティックでマウス操作を行える。荷物を減らしたいのであれば、タッチパッド付きの折りたたみキーボードという選択肢もある。

HHKB StudioとOmikamoの折りたたみキーボード 筆者が利用しているHHKB Studio(上)とOmikamo三つ折りキーボード「BZ-B099T-W」(下)

 Bluetooth接続可能な製品を選ぶ理由は、XREAL BEAM Pro 5Gのデータ通信の行えるUSB Type-CポートはARグラスと接続するために占有されるので、ARグラス利用中は有線接続タイプのキーボードを使えないところにある。

 さて、筆者はローマ字入力ではなく、かな入力で日本語入力を行う。そのため、物理キーボードでかな入力のできる日本語入力システムがインストールされているかどうかをチェックしておきたい。最も使っているのがGboardだ。

 XREAL Beam Pro 5GではGboardがプリインストールされており、これがデフォルトの入力システムなので問題なさそうだ。

 次にGboardの設定だ。物理キーボードをBluetooth接続した後に、「設定」→「システム」→「キーボード」→「画面キーボード」→「Gboard」→「言語」→「日本語」と進んでいき「物理キーボードの設定」で「物理キーボードではかな入力を使う」としておこう。

Gboardの設定その1 Gboardでかな入力をできるように設定していく
Gboardの設定その2 ちなみに、「物理キーボードの設定」という項目は、物理キーボードを接続していないと表示されないので、表示されていない場合は物理キーボードを接続したかどうかを確認しよう

 キーボードがJIS配列の場合は「システム」→「キーボード」→「物理キーボード」→「(キーボード名)」→「日本語(12キー)」から「日本語 109A 配列」になっていることを確認しよう。これで、物理キーボードをつなげるとかな入力ができるようになる。

JIS配列 JIS配列の物理キーボードを接続したときには、ここの設定を完了させておこう

 ついでに「変換/無変換キーをIME ON/OFFキーとして使う」をオンにしておくと、左手小指が担当する「半角/全角」キーに指を伸ばさず入力できる。指を長距離動かさなくて済む、というだけでなく、頻繁に使うスペースキーの両脇のキーで入力方法を変えられるのは、ARグラスで視界が遮られている場合には非常に便利だ。

 準備が整ったところで、出掛けるとしよう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月26日 更新
  1. 攻めの構造と98%レイアウトの賛否はいかに? ロジクールの“コトコト”キーボード「Alto Keys K98M」を試す (2026年02月25日)
  2. テンキーレスの定番「ロジクール MX KEYS mini」が1.3万円で買える (2026年02月24日)
  3. AIツールやショートカットを爆速で操れる「ロジクール MX MASTER 4」がセールで1万7910円に (2026年02月24日)
  4. エレコムが半固体電池を採用した“次世代モバイルバッテリー”に挑んだ理由 (2026年02月25日)
  5. 路面状況をリアルに再現しタイム向上に貢献するダイレクトドライブのハンコン「ロジクール G RS50 SYSTEM」がセールで8万9490円に (2026年02月24日)
  6. 羊の皮を被った赤い狼 日常に溶け込む“ステルス”デザインにRTX 5070を秘めたゲーミングノート「G TUNE P5(レッド)」レビュー (2026年02月24日)
  7. 画面が伸びる! 勝手に回る! デジタル文房具の未来を拓くLenovoの“変態ギミック”搭載PC 3選 (2026年02月23日)
  8. 部屋の換気タイミングを逃さない「SwitchBot CO2センサー」が20%オフの6380円に (2026年02月24日)
  9. 手入れが簡単で吸引力が続く、軽さも魅力な「日立 かるパックスティック PKV-BK3K」が28%オフの3万3800円に (2026年02月24日)
  10. 公取委が日本マイクロソフトに立ち入り調査 独禁法違反の疑い 複数の報道 (2026年02月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年