重たいモバイルディスプレイと老眼からの解放! 独自チップを搭載したARグラス「XREAL One」を試す(1/3 ページ)

» 2025年06月19日 16時46分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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 PCにサブディスプレイを接続すると作業効率が爆上がりすることから、オフィスや自宅で使っている人は少なくないはずだ。USB Type-Cケーブル1本で映像と電力供給も行えるモバイルディスプレイも増えてきたことから、日頃から持ち歩いているという人もいるだろう。

 しかし、購入したものの「重くて持ち歩きたくない」「カフェなどで広げるスペースが意外とない」といったケースに直面していないだろうか。

 そうした状況でおすすめしたいのが、XREALの最新ARグラス「XREAL One」だ。他のARグラスと何が違うのか。本製品を試用する機会を得たので、ARグラスを外部ディスプレイとして使うことのメリットとともに紹介したい。

「XREAL One」 「XREAL One」

XREAL Oneとは?

 XREAL Oneは、XREALが1月17日に発売した最新のARグラスだ。同社はこれまでも、「Nreal Light」「Nreal Air」「XREAL Air2」「XREAL Air2 Pro」といったARグラスや、リモコン型デバイス「XREAL Beam」などを市場に送り出してきた。

サングラス型ARグラス サングラスのように見えるARグラス

 XREAL Oneが、これまでのXREALシリーズと異なるのは、同社製チップ「XREAL X1」(以下、X1)を搭載している点だ。従来はホストとなる端末に専用アプリ「Nebula」をインストールしたり、XREAL Beamや「XREAL Beam Pro」などと接続したりすることで、視界に表示される仮想的なディスプレイを固定できる「3DoF」に対応していたが、X1チップを搭載することで、グラス単体でそれが可能になった。

XREAL X1チップ XREALが独自に開発したとするXREAL X1チップを搭載している

 視野角は、XREAL Air2 Proの46度から50度へと拡大し、最大輝度も500ニトから600ニトに向上した。レンズの透過度合いを変えられる3段階の「エレクトロクロミック調光」を使えば、明るい環境でも視認性を高められる。X1チップの搭載により、表示は最短3ミリ秒の低遅延で、グラス本体でのモード切替、瞳孔間距離の調整など、さまざまな操作も行えるようになった。

 ディスプレイは0.68型SONY製のマイクロOLEDを採用し、1920×1080ピクセル解像度を実現している。国際的な認証機関のTUV Rheinland(テュフラインランド)による「Eye Comfort(5つ星)」「High Visibility(高視認性)」「Color Accuracy(色精度)」「Low Blue Light(ブルーライト軽減)」「Flicker Free(フリッカーフリー)」の認証を受けている

 最大367型の投影ディスプレイサイズで、2m〜10mの距離設定が行える他、アスペクト比32:9のウルトラワイドモード表示にも対応する。音響面に関してはBOSEが手掛けており、ノイズキャンセリング対応マイクを搭載しているのでヘッドセットとしても使える。では、実物をじっくり見ていこう。

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