うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、9月28日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
OpenAIは9月30日、動画/音声生成モデルの最新版「Sora 2」を発表した。従来モデルよりも物理法則に正確で、制御性においても飛躍的に進歩したという。
2024年2月にリリースされたオリジナルの「Sora」モデルが「GPT-1」だとするなら、「Sora 2」は「GPT-3.5」に相当するとのこと。
従来の動画モデルは過度に楽観的であり、プロンプトに従うためにオブジェクトを変形させ、現実をゆがめてしまうと指摘。例えば、バスケットボールのシュートが外れた場合、ボールがゴールに向かってテレポートしてしまうことがあったという。
これに対してSora 2では、シュートをミスするとボールはバックボードに当たって跳ね返る。成功だけではなく、失敗もモデル化できるとのことだ。また、汎用(はんよう)の動画音声生成システムとして、リアルな背景音やスピーチ、効果音なども作成できる。
Sora 2のリリースにあわせて、Sora 2を搭載したiOS向けのソーシャルアプリ「Sora」もリリースされた。動画を生成したり、他のユーザーが生成した動画をフィードで見つけたり、自分自身や友人を動画内にカメオ出演させたりできる。
Sora 2自体は「sora.com」からも無料で利用できる(一部制限あり、招待制)。ChatGPT Proユーザーは、試験的に提供されている、より高品質な「Sora 2 Pro」モデルも利用できる。
Microsoftは10月1日、サブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」のサービス内容を改定し、新たなプランを追加した。PC専用プランの「PC Game Pass」も月額1550円に値上げしている。
Xbox Game Passは、XboxコンソールやPC、Xbox Cloud Gamingなどで利用できるゲームのサブスクリプションサービスだ。従来はCore、Standard、Ultimateの3つのプランが提供されていたが、10月1日からは以下のように再編された。
Ultimateの値上げ幅が大きいが、サービス内容にも改定がある。Ultimate加入者は「Ubisoft+ Classics」(月額800円)、「フォートナイト クルー」(月額1320円)に追加料金なしで含まれるようになる。
これらの変更にあわせ、PCゲームのみを対象にした「PC Game Pass」も月額990円から1550円に値上げした。
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