サードウェーブは9月29日、今後3年間で50億円規模のAI事業投資を行うと発表した。あわせてAI技術の中核人材として、インドANNA大学および大学院の卒業生を中心に、70人を直接雇用するという。
サードウェーブはこれまで、AIフェスティバルの開催などAI領域に注力してきた。今回の戦略的投資を通じ、ハードウェアからAI技術を核とする企業への変革を目指すとしている。
この取り組みにより、社外に向けた新製品/サービスの開発と共に、社内の製造、バックオフィス部門を含む全ての業務にAIを積極的に活用し、生産性の向上と人的資源の最大化を図る。
採用に関しては、IT人材の育成に定評があるインドに着目。来日後の住居や家電の整備費支援、日本語教育を担う専任講師の配置、サポート人材による生活/業務支援など、外国籍人材が安心して働ける環境作りにも注力するという。
Googleは9月30日、デスクトップ(Windows/macOS/Linux)向け「Google Chrome ブラウザ」の安定チャネルをアップデートした。バージョンはWindowsおよびmacOS向けが「141.0.7390.54/55」、Linux向けは「141.0.7390.54」となる。
このアップデートでは21件の脆弱(ぜいじゃく)性が修正されており、CVE番号が公開されているのは、以下の12件となっている。カッコ内は深刻度だ。
悪用の報告はないようだが、できるだけ早くアップデートをしておいた方がいいだろう。Chromeが既にインストールされている場合、順次自動で更新されるが、手動で更新したい場合はChromeのメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択すればよい。
Appleは9月29日、iOSやiPadOS、macOSなどに新たなセキュリティアップデートの配信を開始した。
今回リリースされたバージョンは以下の通りだ。
修正内容はいずれも同じで、悪意のあるフォントを処理すると、アプリが予期せず終了したり、プロセスメモリが破損したりする可能性がある脆弱性(CVE-2025-43400)を修正したとのこと。なお、watchOS 26.0.2およびtvOS 26.0.1に関しては、CVE番号に関する脆弱性の修正は含まれていないという。
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