プロナビ

Intel 18AプロセスのEコアオンリーCPU「Xeon 6+(Clear Water Forest)」はどんなCPU? 詳細を解説(1/4 ページ)

» 2026年03月02日 15時00分 公開
[西川善司ITmedia]

 以前、Intelの新型CPU「Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)」について、製造プロセス「Intel 18A」と内部配線技術「PowerVIA」について深掘りした。

 その流れで、もう1つ紹介すべきCPUがある。開発コード名「Clearwater Forest」で呼称されていた、2026年前半(1〜6月)に発売される予定のサーバ/データセンター向けCPU「Xeon 6+プロセッサ」の高効率コア(Eコア)オンリーモデルだ。

 このCPUも、Intel 18AプロセスでPowerVIA技術を適用して作られている。どのようなCPUなのか、解説していきたい。

 今回は、主要部分が18Aプロセスノードで製造され、2026年前半にリリースされると見込まれている、このCPUにスポットを当ててみたい。

Clearwater Forest Eコアオンリーの「Xeon 6+プロセッサ」(開発コード名:Clearwater Forest)の概要図
キラ・ボイコさん Clearwater Forestを掲げる、Intelのキラ・ボイコ氏(データセンターグループ EコアXeon製品担当ラインディレクター)

「Xeon 6+」という名前に落ち着いたClearwater Forest

 Clearwater Forestという開発コード名の下で開発が進められてきたCPUは、結局「Xeon 6+」という名前になった。「Xeon 7」という名前が付くという予想もあったが、最終的にはEコアのみの「Xeon 6プロセッサ」(開発コード名:Sierra Forest)のマイナーチェンジ版ということで、こういう名前に落ち着いた。

Eコアオンリーの系譜 Clearwater Forestは、Sierra Forestの後継という位置付けだ。名称をどうするかという議論があったが、結局はマイナーチェンジということで「Xeon 6+」に落ち着いたようだ

 下のスライドは、EコアオンリーのXeon 6+プロセッサのスペック概要をまとめたものだ。

スペック概要 EコアオンリーのXeon 6+プロセッサのスペック概要

 これを見ると、最上段に「Xeon 6 6900Pとピン互換」と明記されている。そのため、Xeon 6000Pプロセッサ(開発コード名:Granite Rapids)のうち、AP(Advanced Performance)プラットフォームを採用するXeon 6 6900Pと同じCPUソケット「LGA 7529」を採用していることが分かる。

 今のところ、現行のEコアオンリー製品「Xeon 6700E」が採用していた「LGA4710」への対応は明言されていない。しかし、ベースタイルやI/Oタイルを2基に留めた「192コア/8chメモリ」仕様などが投入されれば、技術的にはLGA 4710対応版のリリースは不可能ではなさそうだ。

パッケージ 25セントコインと共に撮影したClearwater Forestのパッケージ。上下に2つ見えるダイがI/Oタイルとなる
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年