2.4GHz接続で利用するUSBドングルは、USB Type-C仕様だが、USB-C to Aアダプターも付属されている。
2.4GHz無線を利用した場合でも、特に低遅延といった特徴はうたっていないようだが、面倒な設定などは必要なく、USBポートに接続するだけでヘッドフォンが利用できるのはやはり便利だろう。
ノートPCやポータブルゲーム機、デスクトップを使いわけている人には助かるかもしれない。なお、日本HPのゲーミングノートPC「OMEN」シリーズの一部モデルでは、USBドングル不要でHyperX Cloud III S Wirelessと2.4GHz接続できるとのこと。
バッテリー駆動時間は2.4GHz接続では最大120時間、Bluetooth接続では最大200時間となっている。少しでも充電の手間を省きたい人はBluetooth接続の方が良さそうだ。Bluetooth接続のコーデックはSBCとAACに対応する。また、2台同時接続のマルチポイントも利用できた。
ただし、現状ではBluetooth接続には制限がある。HyperX Cloud III S Wirelessはコンパニオンアプリでイコライザー設定などができるが、これを利用できるのはUSBドングルを使って接続した場合に限られる。Bluetooth接続では、そもそもアプリ上でデバイスを認識してくれない。
アプリに関しても、従来の「HyperX NGENUITY」ではなく、「NGENUITY beta」を利用する必要がある。HyperX NGENUITYではUSBドングルを使っても認識しない。
また、NGENUITYはWindows版の他、スマートフォンアプリ(Android/iOS)もあるが、現状ではHyperX Cloud III S Wirelessでは利用できない。もちろん、Bluetooth接続のヘッドフォンとしては利用できるが、イコライザー設定などは行えないので注意してほしい。ちなみに、Mac向けのアプリは用意されていない。
NGENUITY betaアプリでは、マイクのボリュームや、自身の声を聞けるマイクモニタリングの有無や音量を調整可能。このほか、イコライザーの設定も行える。
ただ、イコライザーはプリセットが用意されておらず、自身で細かく調整する必要がある。できれば低音強化、音声強化などいくつかのプリセットを用意しておいてほしかったところだ。アプリ自体がまだβ版という扱いなので、今後に期待したい。
アプリ上では空間オーディオに関する設定として、「EXPERIENCE」と「DISTANCE」の2つが用意されている。FPSゲームを行う場合は、EXPERIENCEのスライドを「Performance」寄りにすると方向感や音の定位が強化される。ストーリー重視のゲームや映画では、「Immersion」に寄せると、臨場感が増すとのことだ。DISTANCEでは、サラウンドスピーカーの位置感を遠くにしたり、近くにしたりできる。
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