カラー電子ペーパーのアートフレーム「SwitchBot AIアートキャンバス」を試してみた AI生成絵画や好きな画像を転送してワンランク上の空間作り「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(5/5 ページ)

» 2025年11月21日 13時00分 公開
[石黒直樹ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

AIの実力は?

 さて、もう1つの大きな特徴であるAIでの画像生成ですが、これはSwitchBotの公式アプリから利用できます。難しいことは何もなく、画面に従って入力や画像選択をするだけです。生成には数十秒ほど時間がかかります。

 絵画用のAIとしてチューニングされているのか、基本的には「絵画」として表示するのに“大きなハズレはない”画像が作成されると感じました。また、AIアートキャンバス用のサイズで生成されます。そのため、画像比率やトリミングを気にすることなく、スムーズに使うことができます。

photo 言葉+指定画像で生成することもできます。先ほどの月の写真に、キツネとサクラを追加しました

 先述の通り、AIを使うにはサブスクリプションサービスの契約が必要です。この手のガジェットを購入する方であればケチるほどの金額ではないとは思いますが、AIを提供する側としてもランニングコストは高いため、有料であるのは致し方ないところでしょう。

 もちろん、ChatGPTや画像に特化したAIを使って、画像を生成することはできます。それらを転送し、表示させることもできます。しかし、そこはさすがに専用アプリから利用できるAIということで、AIアートキャンバスと連動した使い勝手は抜群です。個人的には、このキャンバスを使うのにAI機能を使わないというのはありえないと感じますね。ついつい、新しい画像を作ってしまいます。

 なお、生成した画像は保存できますし、保存さえしておけば生成した画像を引き続きAIアートキャンバスに表示することもできます。ずっとサブスクリプションを契約しなくとも、画像を作る時だけ契約するというように、柔軟に使うこともできるのではないでしょうか。人によっては、SwitchBotのサブスクリプションを契約しなくてもうまく使いこなせてしまうでしょう。

その他にもいろいろな魅力あり

 購入時の額縁は黒ですが、市販のフレームと交換できるようです。フレームの色でも楽しめそうですね。

【訂正:2026年2月13日午後5時48分 記事初出時、IKEAのフレーム製品と互換性があると記載しておりましたが、現在は製品情報にて「市販のフレームに変更可能」という案内に置き換わっているため、本文の該当部分を修正しました。】

 また、SwitchBotと言えば、さまざまなスマートホームデバイスを始めとするIoT製品を販売している会社です。つまり、かなり実績のあるネットワークの仕組みを持っています。

 その中で、面白いのが「リモート転送機能」です。実際に試せてはいませんが、画像を別の指定したキャンバスに送る機能のようです。つまり、例えば遠く離れた場所に済む祖父/祖母にAIアートキャンバスをプレゼントし、孫の写真を定期的に送信するといったことも可能ということです。これは喜ばれそうですよね。

photo 公式サイトより。セットアップしてしまえば、手間をかけずに活用できそうですね

いくつか気になった点も

 SwitchBot AIアートキャンバス単体で表示したり画像を変えたりする機能は欲しいところです。ボタンを押せば次の画像に切り替わる、といった程度でよいと思います。全ての操作はスマホからとなると、やはり手間に感じてしまいます。

 もっとも、壁にかけた場合は手が届かないケースもあるとは思います。ただ、7.3型だとデスク上など身近に置くケースも多いので、ちょっとした利便性は欲しいところかなと感じました。

 また、AI機能はスマホから操作が必要なところも気になりました。どうせなら、定期的に勝手にAIが自動で絵を生成して、キャンバスにプッシュ配信されるような設定もあると面白いと感じました。毎朝、見たこともない画像が表示されていたら面白いですよね。

 蛇足ですが、筆者はPCのデスクトップの壁紙は固定すると飽きるので、Windows 11が標準で装備している「Windows スポットライト」を使っています。定期的に、勝手に自分が知らない壁紙に変わるのは気持ちもリフレッシュできるため、気に入っています。

ワンランク上の空間作りに

 絵画は、ワンランク上の空間作りの1つの手段かと思います。思い出の画像を表示するもヨシ、いわゆる「絵画」の画像を表示するもヨシ。そして、AIでオリジナルの絵画を作るもヨシ。デジタルならではの魅力である、気分によって簡単に表示を変えられる点は、非常に便利です。

 電子ペーパーであることも大きなメリットです。まぶしくないですし、コードレスで使えるため、本当に絵画のように壁にかけることができます。

 “心のゆとりを買う”と考えれば、とても魅力的な製品ではないでしょうか。筆者は、やはり本命の31.5型サイズを試してみたいと思ってしまいました。チャンスがあれば……!

photo 絵画好きな方なら、非常に興味をそそる製品だと思います。まさに、アートの世界です
前のページへ 1|2|3|4|5       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月25日 更新
  1. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  2. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  3. 45gの伝統を破った「忍者」の感触を持つ1台 HHKB 30周年記念モデルがもたらす「軽さ」をじっくり試す (2026年06月24日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  6. 各ポートの充電状況が見える「UGREEN 100W PD 充電器 5ポート」がセールで33%オフの5980円に (2026年06月22日)
  7. EIZO、21:9比に対応した曲面34.1型ウルトラワイド液晶ディスプレイ 7年間標準保証を実現 (2026年06月24日)
  8. 白い「Osmo Pocket 4P」をDJIのグローバル本社「Sky City」で見てきた ハッセルブラッドを統合する真の狙い (2026年06月22日)
  9. 「Next GIGA」を見据えた動きはまだまだ続く! 1人1台の学習用PCだけでなく特別教室や校務で使うPCも展示多数 (2026年06月23日)
  10. レノボ、約990gの軽量設計を採用したCore Ultra(シリーズ2)搭載14型モバイルノートPC (2026年06月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー