今回は、手持ちのWi-Fi 7対応の端末を代表してサムスン電子の「Galaxy Z Flip7」を使ってテストを行うことにした。スピードテストはOoklaの「Speedtest.net」のAndroidアプリを利用した。
WSR6500BE6Pを設置した部屋と、WSR6500BE6Pから最も離れた仕事部屋で、それぞれ5回計測し、その平均を記載する。
WSR6500BE6Pと同じ部屋での実測通信速度は、下り平均1464Mbps/上り平均1442Mbpsであった。なお、最高速度はそれぞれ1706Mbps/1514Mbpsだ。自宅のインターネット回線は1Gbps超の通信に対応しており、そのポテンシャルを生かせていることが分かる
設置場所から最も離れた仕事部屋では、下り平均441Mbps/上り平均500Mbpsとなった。最高値はそれぞれ484Mbps/513Mbpsだ。PCをはじめ、ディスプレイ付きスマートスピーカー、複数のスマホ、その他スマート家電などもある部屋なので、電波が届きにくい以上の障害がある中で、よくこの速度を出せたなぁというのが率直な感想である。
Wi-Fi 6での通信に対応する「GPD MicroPC 2」で同様に測定したところ、実測通信速度は設置した部屋で下り平均1009.61Mbps/上り平均1443.38Mbps、離れた部屋では下り平均671.83Mbps/上り平均511.96Mbpsとなった。
WANポートが2.5GBASE-T対応ということもあり、Wi-Fi 7非対応のデバイスでも速度向上の効果は得られる。
PCやスマートフォンの性能が上がったのに、ダウンロードに時間がかかる、動画やWebミーティングの画像がカクつく、フリーズするといったイライラを経験しているのであれば、無線LANルーターを見直してみてはどうだろうか。それだけで、生産性が向上し、QOLがアップするかもしれないのだ。
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