“Air”の名はだてじゃない 軽量な8K/360度カメラとして大きな魅力を放つ「Insta360 X4 Air」 X5と撮り比べて分かった性能差:武者良太の我武者羅ガジェット道(3/4 ページ)

» 2025年12月25日 12時15分 公開
[武者良太,ITmedia]
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日没から夜へ。暗所で一気に開く、X4 AirとX5の画質差

 といったところで、ここからが本当の勝負です。センサーサイズの差が如実に現れる、暗いシーンで比べてみましょう。

 まだ空に明るさが残る日没の時間帯の映像を見ると、映像からシャープさが失われてきたことが明確になりますね。

Insta360 X4 Air 動画モード 8K/30fps
Insta360 X5 動画モード 8K/30fps

 Insta360 X4 Airのキャプチャー画像をズームアップすると、まるでオールドレンズで撮ったような夢の中のワンシーンのようです。

photo Insta360 X4 Air
photo Insta360 X5

 対して、Insta360 X5の方は安定していますね。ミラーレスやシネマカメラの映像のようにはいきませんが、ビルの壁の模様や窓ガラスの向こうのニュアンスが残っていますし、ダイナミックレンジも広く白飛び箇所が少なめです。

 さらに暗くなってから撮影すると、画質差は歴然となりました。

Insta360 X4 Air_通常_夜間
Insta360 X5 PureVideo_夜間

 Insta360 X5には、低照度シーンの撮影時に違和感が出ないようチューニングしてくれるPureVideoモードがあるとはいえ、通常モードで撮影したInsta360 X4 Airの映像は彩度すら消えて、ところどころモノクロのように見えます。

photo Insta360 X4 Air
photo Insta360 X5

 とはいえ、一昔前の、そしてセンサーサイズが1/2型以下の360度カメラより良好な映像ではあります。具体的にはノイズリダクションの性能が良好です。

 空の部分をご覧ください。ちゃんと黒く染まっていますよね。以前まではここに偽色やS/N比の低下によるノイズ成分が入ることが多かったのです。

 Insta360 X5と比較するとクオリティーに違いはあるとはいえ、夜でもスッキリとした映像が保存できるあたり、Insta360 X4 Airには映像/画像処理の進化を感じます。

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