新型「Echo Show 11」は「買い」か? 激変したUIとデザイン、ジェスチャー廃止の影響を「Echo Show 8」と徹底比較山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/5 ページ)

» 2026年01月07日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

スマホライクな画面操作に

 本製品でさまざまな機能、具体的には「ミュージックハブ」や「フォトフレーム」「スマートホーム」などを呼び出すには、このウィジェットを使う方法だけでなく、画面を上から下にスワイプすると表示されるドロアーから呼び出す方法がある。従来はこちらの方がメインだったが、ウィジェットがよりアクセスしやすくなったため、このドロアー経由でのアクセスはやや存在感が薄くなった印象だ。

 このドロアーは画面を上から下へとスワイプする以外に、ホーム画面左上にあるアイコンをタップすることでも呼び出せる。ドロアーの上部には明るさ調整やカメラのオン/オフ、おやすみモードや設定などへのショートカットも統合されており、見た目はスマートフォンのようだ。ユーザーも操作に慣れているはずで、直感的に使いやすいだろう。

Echo Show 11 2025年発売 グラファイト グレーシャーホワイト スマートディスプレイ 第3世代Echo Show 8では、画面を上から下へとスワイプすることで主要な機能をまとめたドロアーを表示できた
Echo Show 11 2025年発売 グラファイト グレーシャーホワイト スマートディスプレイ このドロアーは本製品でも健在だが、上部に明るさ調整やカメラのオン/オフ、おやすみモードや設定などへのショートカットが統合されている
Echo Show 11 2025年発売 グラファイト グレーシャーホワイト スマートディスプレイ ドロアーは画面を上から下へとスワイプするだけでなく、左上のアイコンをタップすることでも呼び出せる。新旧2種類の操作方法が用意されている格好だ

 以上のようにUIは様変わりしているが、操作方法はどちらかというと従来の方が特殊で、ユーザーがスマホなどで慣れ親しんだUIへと変化した印象だ。従来の操作体系も残されているが、なるべくならば今回採用された新しいUIに慣れていった方が、長期的には好ましいだろう。

ホームコンテンツのカテゴリーは激減 任意の選択が不可能に?

 続いて、設定画面を見ていこう。本製品の設定はスマホアプリおよび本体のどちらでも行えるのだが、項目は共通ではなく、スマホアプリでしかできない設定もあれば、本体でしかできない設定もある。このあたりのややこしさは従来から変わっていないが、ここでは第3世代Echo Show 8との項目の違いにフォーカスしてみていこう。

 スマホアプリからアクセスした場合の設定項目についてだが、第3世代Echo Show 8にはないが本製品にある項目として、温度センサーが挙げられる。これはハードウェアの相違によるもので、違いがあって当然だ。

 さらにディスプレイ・明るさの設定という項目が新たに追加されている。従来はEcho Show本体でしか行えなかった設定が、アプリからも行えるようになった。遠く離れたところから画面の明るさを調整するというのはあまりピンと来ないが、できるようになって困るものではない。

 一方、タイマーやアラームを止めるジェスチャー設定がなくなったのは大きな変化だ。目覚まし用途でこの機能を常用していた人は多かったはずで、買い替えによってこれらができなくなることで、ストレスを感じる人は少なからず出るものと考えられる。

Echo Show 11 2025年発売 グラファイト グレーシャーホワイト スマートディスプレイ 左が本製品、右が第3世代Echo Show 8(以下同じ)。本製品は温度センサーが内蔵されており、この画面にもショートカットが用意されている
Echo Show 11 2025年発売 グラファイト グレーシャーホワイト スマートディスプレイ 新たに、スマホアプリで「ディスプレイ・明るさ」の調整が可能になった
Echo Show 11 2025年発売 グラファイト グレーシャーホワイト スマートディスプレイ 本製品(左)は温度センサーがある。一方で、第3世代Echo Show 8(右)にあったジェスチャー機能が本製品では省かれている
Echo Show 11 2025年発売 グラファイト グレーシャーホワイト スマートディスプレイ 温度センサーの画面。日/週単位で切り替えて表示できる(左)。新たに追加された「ディスプレイ・明るさ」の画面。離れたところから暗くできるので重宝することもありそうだ(中央)。こちらは第3世代Echo Show 8にあったジェスチャー機能の画面。本製品では消滅している(右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月03日 更新
  1. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  2. 安いMacは「使えない」? MacBook Neo 8GBモデルで試す、後悔しないための活用術と注意点 (2026年04月02日)
  3. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
  4. Windows 11(24H2/25H2)の3月オプション更新でインストールできないトラブル 「帯域外更新」で対処 (2026年04月02日)
  5. 3COINSで1430円の「PCケース:13.3インチ」を試す 収納ポケット充実、フリーアドレスのオフィス移動に便利 (2026年04月02日)
  6. ケンジントンの「 SlimBlade Pro トラックボール」がセールで約1万円に (2026年03月31日)
  7. 200Hzの高速駆動、Mini LED搭載の「IODATA ゲーミングディスプレイ GigaCrysta EX-GDQ271JLAQ」がセールで22%オフの4万6580円に (2026年04月01日)
  8. 保存データが満杯で困っている人に朗報!――ウエスタンデジタルのHDDやSSDがお得に (2026年04月01日)
  9. 「EcoFlowか、それ以外か」――日本法人7周年、圧倒的シェア獲得へ向けた「4つの柱」と2026年のロードマップ (2026年04月01日)
  10. 16型の大画面と1.2kgの軽さを両立した「LG gram Pro 16」がセールで10万円引きの19万9800円に (2026年04月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年