Amazonからスマートディスプレイ「Echo Show 15」の第2世代モデルが登場した。壁掛けでの設置を基本とした大型モデルだが、スタンドを使ってディスプレイのように立てて使うこともできる。メーカーから機材を借用したので、レビューをお届けする。
画面サイズは15.6型と、モバイルディスプレイ並のビッグサイズだ。見た目は額縁そのもので、壁にかけて設置するのを前提としたデザインになる。操作は音声およびタッチパネルに加え、一部の操作には新たに付属したリモコンも利用できる。これについては、後ほど詳しく見ていく。
本体上部には従来モデルと同様、Echoシリーズではおなじみの音量ボタンとカメラ/マイクのオン/オフボタンも搭載されている。この他、カメラを覆うカバーのスライドスイッチもあるが、インカメラの位置が従来の左端から中央に移動したため、これらの配置も中央に変更になっている。
なお、カメラは使わない時はカバーを閉めておくのが望ましいが、外部からリモートでカバーを開けることはセキュリティ上できない。そのため本製品のカメラで室内の様子を外部から見ようとしてカバーが閉まっていた場合、離れたところからでは対処のしようがないので注意したい。
本製品には、専用オプションとして据え置き設置用のスタンドも用意されている。背面のVESAマウント(100mm)にネジ止めする仕組みで、さながら小型ディスプレイのようなルックスで利用できる。Echo Show 10のようにユーザーの声のする向きにスイングするような機能こそないが、壁掛けと違って画面の角度や向きに融通が利くことから、こちらの方が使いやすいという人も多いだろう。
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