セットアップは一般的なEchoの手順と変わらないが、本製品はFire TVの機能が統合されていることから、本製品のセットアップの後半はFire TVのセットアップをほぼなぞった手順になっている。
メーカーによると、従来モデルは動画の鑑賞に使われるケースが多かったとのことで、Fire TVの機能をほぼそのまま本製品に内蔵するに至ったようだ。動画を見られるということ自体は変わっていないが、大きくフィーチャーされるようになったことで、Fire TVを使える製品を探していて本製品に行き当たった……という出会いも、今後出てくる可能性はある。
セットアップが完了するとホーム画面が表示される。本製品は15.6型と画面サイズが大きいことから、画面の左半分はホーム画面、右半分はウィジェットが常時表示された状態になっている。必要に応じてこの右側のウィジェットをタップすると、それが全画面に拡大表示される仕組みだ。
また画面を上から下へとスワイプすると主要メニューが表示され、さまざまな操作を選択できる。本製品の操作のほとんどはこのメニューか、前述のウィジェットから始まることになる。この画面にいても呼び出せるこのUIはEchoではおなじみのもので、他製品の利用経験があるユーザーはすぐになじめるはずだ。
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