羊の皮を被った赤い狼 日常に溶け込む“ステルス”デザインにRTX 5070を秘めたゲーミングノート「G TUNE P5(レッド)」レビュー(3/4 ページ)

» 2026年02月24日 15時00分 公開
[石川ひさよしITmedia]

高画質までなら十分なfpsを獲得

 では、ここからはベンチマークで性能を評価していこう。最初に代表的なベンチマークのスコアを提示するので、比較検討の際の参考にしてほしい。

 まずはCINEBENCH 2024だ。テスト結果はMulti Coreが912pts、Single Coreは106ptsだった。これはControl Center 3.0のパワーセッティングで「パフォーマンスモード」を選んだ場合のスコアとなる。「バランスモード」ではMulti Coreが671pts、Single Coreは110ptsと、Multi Core側にセーブがかかる。

 普段使いはバランスモードで十分だと思われるが、ゲームなどここぞという際はパフォーマンスモードに切り替えたい。以降はパフォーマンスモードで計測したスコアを紹介していく。

マウスコンピューター ゲーミング ノートPC G TUNE P5 P5I7G70RDCCDW102DEC パフォーマンスモード時のCINEBENCH 2024のテスト結果
マウスコンピューター ゲーミング ノートPC G TUNE P5 P5I7G70RDCCDW102DEC Mouse Control Centerのパワーセッティングで電力設定を切り替えられる

 次はシステムの総合的な性能を測るPCMark 10 Extendedだ。Overallは1万1876ポイントだった。内訳はEssentialsが9572、Productivityが1万9967、Digital Content Creationが1万2332、Gamingが2万2804といった具合だ。本命はゲーミングとして、ビジネスやクリエイティブ用途でも快適だ。

マウスコンピューター ゲーミング ノートPC G TUNE P5 P5I7G70RDCCDW102DEC PCMark 10 Extendedのテスト結果

 3DMarkの結果を見ていくと、Time Spyで1万3048ポイント、Steel Nomadで2961ポイント、Speed Wayで3334ポイントと、デスクトップ版RTXに置き換えるなら、おおむねGeForce RTX 5060(グラフィックスメモリ8GB版)相当のスコアと言えるだろう。

マウスコンピューター ゲーミング ノートPC G TUNE P5 P5I7G70RDCCDW102DEC 3DMarkのテスト結果

 ここからは、ゲームベンチマークで実用的な解像度や画質設定を提示していこう。

 「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」は、2560×1440ピクセル/最高品質で平均93.47fps/最小57fpsだった。最小fpsで見ると若干60fpsを割り込んでいるが、映像を見る限り、どのシーンか分からない程度だ。

 平均fpsとの乖離(かいり)を考えると、60fpsを割り込んだシーンはごく一瞬のことだったのだろうと推測される。1920×1080ピクセル/最高品質では平均130.06fps/最小72fpsとなった。こちらも平均と最小の差が大きく感じるが、最小でも60fps以上の非常に滑らかな映像でプレイ可能だ。

マウスコンピューター ゲーミング ノートPC G TUNE P5 P5I7G70RDCCDW102DEC ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークのテスト結果

 続いては、「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」だ。本機のグラフィックスメモリが8GBという点で、フレーム生成をオンにしても解像度をフルHDに落としても「ウルトラ」はキツイ印象だ。ベンチマーク結果で表示される通しの平均fpsは悪くないのだが、実際にはところどころ30fpsを下回ってカクつくシーンが見られる。

 このゲームを滑らかな映像で楽しむなら、画質設定は「高」まで(かつフレーム生成:オン)とするのがよいだろう。「高」設定の場合、2560×1440ピクセルでは平均104.37fpsでスコアが1万7775ポイント、1920×1080ピクセルでは平均121.46fps、2万703ポイントだった。

マウスコンピューター ゲーミング ノートPC G TUNE P5 P5I7G70RDCCDW102DEC モンスターハンターワイルズ ベンチマークのテスト結果

 次は「サイバーパンク2077」だ。プリセットのデフォルトで行くと、レイトレーシング:低で77.98fps、レイトレーシング:中で56.23fpsといった具合だ。このような場合はフレーム生成(DLSS Frame Generation)をオンにしよう。レイトレーシング:中+DLSS FG 2xで91.84fps、レイトレーシング:ウルトラ+DLSS FG 3xで117.91fpsといった具合で十分にプレイ可能なフレームレートが得られた。

 とはいえ、レイトレーシング:オーバードライブ+DLSS FG 4xでは22.71fpsというように、フレーム生成オンでも限界はある。

マウスコンピューター ゲーミング ノートPC G TUNE P5 P5I7G70RDCCDW102DEC サイバーパンク2077のテスト結果

 最後に「レインボーシックス シージエックス」を見ていこう。2560×1440ピクセルで画質をウルトラ+とした設定で、平均99fps/最小76fpsだった。これはよいとして、競技タイトルなのでパネル性能を最大に引き出す165fps超を出せる設定を探ってみよう。

 プリセットを1段階下げた「最高」では平均157fps/最小126fpsだった。かなり滑らかな描画になったが、最小側も165fpsを超えてほしい。さらにもう1つ引き下げた「超高」では平均197fps/最小169fpsとなった。

マウスコンピューター ゲーミング ノートPC G TUNE P5 P5I7G70RDCCDW102DEC レインボーシックス シージエックスのテスト結果

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月06日 更新
  1. 値上がり後のアキバで見つける「据え置き価格」のグラフィックスカード――16GB搭載モデルは今週末が狙い目 (2026年09月05日)
  2. NVIDIAの「DLSS 5」がついにデビュー 対応第1弾は「NBA 2K27」 (2026年09月04日)
  3. ローカルLLMをNPU単体で動かせる「Lemonade Server」をRyzen AI 9 HX 470搭載の「Minisforum AI X1 Pro-470」で試してみた (2026年09月04日)
  4. ノートPCのバッテリー持ちを劇的に変えた新世代SoC──Intel、Qualcomm、AMDの最新動向を探る (2026年09月04日)
  5. あなたの死生観は何おにぎり? 石川県の老舗葬祭用品メーカーが「死ンキング16タイプ診断」を作った深い理由 (2026年09月03日)
  6. ドライブ非搭載のPCに適した外付けブルーレイドライブ「LBD-LPWCWU3CVDB」がセールで15%オフの2万500円に (2026年09月02日)
  7. Kensingtonの「SlimBlade Pro トラックボール」がセールで21%オフの1万2999円に (2026年09月04日)
  8. ASUS、デュアルバンド対応Wi-Fi 7無線ルーター「RT-BE3600J Pro」「TUF Gaming BE3600」の予約受付を開始 (2026年09月04日)
  9. きれいな水色が魅力的なOmikamoの日本語配列「Omikamo 折り畳み式Bluetoothキーボード」がセールで21%オフの5480円に (2026年09月03日)
  10. ThinkPadの35周年に「何かやりたい」――歴代記念モデルの歩みと、2027年に向けた開発トップの回答 (2026年09月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー