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Intelが組み込み/エッジ機器向け「Coreプロセッサ(シリーズ2)」に“Pコアのみ”構成を追加 第12〜14世代のCoreプロセッサとソケット互換最大12コア24スレッド

» 2026年03月10日 18時10分 公開
[井上翔ITmedia]

 Intelは3月9日(中央ヨーロッパ時間)、組み込み/エッジ機器向け「Coreプロセッサ(シリーズ2)」(開発コード名:Bartlett Lake)に高効率コア(Pコア)のみを搭載する製品の追加を発表した。ローカルAI処理など、より高いパフォーマンスを求められる組み込み/エッジ機器での利用を想定したもので、既に機器製造者向けに出荷を開始しているという。

Pコアオンリー 組み込み/エッジ機器向けCoreプロセッサ(シリーズ2)にPコアのみ備えるモデルが登場する

特徴とラインアップ

 組み込み/エッジ機器向けCoreプロセッサ(シリーズ2)は、パッケージとして「LGA1700」を利用しているため、第12〜14世代のデスクトップ向けCoreプロセッサと同じマザーボードを流用してシステムを設計できるのが特徴だ(マザーボードによってはファームウェア更新が必要)。

 今回追加されるPコアのみの製品は最大で12コア24スレッド構成となっており、Pコアの数だけを見ると第12〜14世代のCoreプロセッサよりも強力だ。Intelによると、最上位製品となる「Core 9 273PE」(12コア24スレッド/最大5.5GHz)は、AMDの「Ryzen 7 9700X」(16コア32スレッド/5.5GHz)と比べて以下の産業用途における優位性を持っているという。

  • PCI Expressバスのレイテンシー:最大4.4倍低減
  • 決定性応答の速度:最大2.5倍向上
  • 決定性応答の性能:最大3.8倍向上

 稼働クロックは最大5.9GHzで、TDP(熱設計電力)は型番に「T」が付く省電力モデルが45W、通常モデルが65W、型番に「Q」が付く高性能モデルが125Wとなる。

特徴 Intel的には「リアルタイム性を求められる用途でRyzenを使うくらいなら、新しく出るPコアオンリーのCoreプロセッサ(シリーズ2)がいいですよ」と言いたいようだ

 Pコアオンリーの組み込み/エッジ機器向けCoreプロセッサ(シリーズ2)は、全部で11製品が用意される。エントリー構成のみ「省電力」「通常」の2種類のみとなるが、それ以外の構成は「省電力」「通常」「高性能」の3種類から選択可能だ。

ダイヤグラム PCH込みのブロック図
ラインアップ Pコアのみの組み込み/エッジ機器向けCoreプロセッサ(シリーズ2)のラインアップ

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