続いて、ストレージのスピードをチェックしてみよう。PC本体は10GbE対応の有線LANを使ってハブを経由して本製品に接続し、ネットワークフォルダーをCrystalDiskMarkを使って測定した。
シーケンシャルリードで毎秒約500MB、ライトで毎秒約300MBと、しっかりと速度が出ていた。4GBの動画データも転送してみたが10秒ほどで完了した。1GbEでも十分だと思っていたが、上を知ってしまうとやはり速い方がいい。
HDDではなく、SSD(容量1TB)を使ったスピードをチェックしておこう。SSDだとシーケンシャルリードが毎秒約563MB、ライトが毎秒329MBともう少しアップした。ただし、これはシングルディスクでの計測となる。とはいえ、ほぼ5GbE有線LANの上限ぐらいには性能が出ている。
アプリを使ったバックアップも見ていこう。本製品は多彩なバックアップソリューションを備えているが、PC向けアプリケーション「TNAS PC」、モバイル向けアプリには「TNAS mobile」が用意されている。
スマホ画像のバックアップを行うべく、TNAS Mobileをダウンロードしてログイン後、アルバムのバックアップを押すと自動的にバックアップするかどうかなどの設定があるので、その後に「今すぐ開始」を押すと始まる。
バックグラウンドでも処理されるので、転送するファイルが多いとバッテリー消費が激しいので注意しよう。転送中に管理画面の概要を押すとCPUやメモリの使用率と、写真のようなネットワークの転送状況および温度をチェックできる。
たまりにたまった写真や動画データ(約6万ファイル)を転送するには、10時間ほどかかった。NAS内部に「Photos」アプリをインストールしておけば、AIによる顔認識を使って人物で分けることが可能だ。なお、利用にはファイルをNASに転送した後、Webブラウザでログインしてアプリ上での設定が必要となる。
マルチメディアサーバとして使うには、「Emby Server」や「PLEX Media Server」アプリを利用する。ここでは「Emby Server」を導入してAndroid TVやiPhoneでアプリ「Emby」をインストールすると、同一のLAN内で簡単に動画を再生できた。ただし、長時間の再生には課金が必要になる。
また、「Surveillance Manager」というアプリをインストールしてカメラの追加を選べば、ONVIFプロトコル対応のネットワークカメラなら簡単に追加が可能だ。録画プランも選ぶことができる。
試しに接続して触った限り、動体検知などはなかったが録画データはスマホアプリの資料(ファイル管理)を選ぶとファイルマネージャーが出てくるのでそこから見ることができる。ひとまず録画しておきたいという用途には十分だろう。
ただし、リアルタイム確認ができるのはWebブラウザでTOSにアクセスした時だけだ。
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