Appleは3月16日、オーバーイヤー型ヘッドフォンの新モデル「AirPods Max 2」を発表した。2020年に登場した初代モデル以来の全面刷新となり、内蔵チップの刷新によってオーディオ体験とインテリジェンス機能を大幅に強化したという。25日から予約を受け付け、4月上旬に発売する。価格は8万9800円。
本体デザインは前世代と変わらず、カラーバリエーションもUSB Type-Cに対応した2024年以降のモデルと同じミッドナイト、スターライト、オレンジ、パープル、ブルーの5色を展開する。
心臓部には「H2」チップを採用した。新しいコンピュテーショナルオーディオアルゴリズムにより、アクティブノイズキャンセリング(ANC)の効果は前世代(H1チップ)と比較して最大1.5倍に向上したという。新しいハイダイナミックレンジアンプを搭載し、よりクリーンでゆがみの少ない音質をうたう。
接続端子にはUSB Type-Cを採用する。付属のケーブルで有線接続することで、前モデルに引き続き、24bit/48kHzのロスレスオーディオ再生も可能だ。ワイヤレス通信時も遅延が低減しており、ゲームのプレイや、音楽制作といったプロフェッショナルな用途での利便性を高めた。
周囲の状況に合わせてノイズを調整する「適応型オーディオ」や、ユーザーが話し始めると自動で音量を下げる「会話感知」に対応した。さらに、Apple Intelligenceを活用した「ライブ翻訳」機能を搭載した。
クリエイター向けの機能も充実させた。スタジオ品質の音声録音が可能になった他、本体のDigital Crownを押すことでiPhoneのシャッターを切れる「カメラリモート」機能を備える。ミュージシャン向けには、USB Type-C接続時にヘッドトラッキングによる空間オーディオでのミキシング環境を提供する。
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