「GPT-5.4 mini」「GPT-5.4 nano」のリリースからWindows 11向け定例外パッチまで! 週末ITニュースまとめ:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)

» 2026年03月22日 06時00分 公開
[山本竜也,ITmedia]

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月15日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

OpenAIが小型AIモデル「GPT-5.4 mini」「GPT-5.4 nano」を提供開始

 OpenAIは3月17日、「GPT-5.4 mini」および「GPT-5.4 nano」を発表した。「GPT-5.4」の強みを受け継ぎながら、高い処理量に対応する高速かつ効率的なモデルとして設計されている。

OpenAIが小型AIモデルGPT-5.4 mini、GPT-5.4 nanoをリリースした OpenAIが、小型AIモデル「GPT-5.4 mini」と「GPT-5.4 nano」をリリースした

 GPT-5.4 miniは、従来の「GPT-5 mini」と比較して処理速度が2倍以上に向上した。コーディングや推論、マルチモーダル理解において大幅な進化を遂げており、プログラミング能力を評価する「SWE-Bench Pro」などのベンチマークでは、GPT-5.4モデルに迫る性能を記録している。

 一方、シリーズ最小・最低コストとなるGPT-5.4 nanoは、データの抽出や分類、単純な並行処理を行うサブエージェントとしての利用に特化しており、極めて低いレイテンシーとコスト効率を実現したという。

 これらのモデルは、特にレスポンスの速さがユーザー体験に直結するコーディングアシスタントや、画面のスクリーンショットを解析して操作を行うコンピュータ操作システム、リアルタイムの画像推論といった用途に最適化されている。

 GPT-5.4 miniは同日からAPI/Codex/ChatGPTで利用可能となった。ChatGPTの無料ユーザーおよびGoプランのユーザーは、「Thinking」機能を通じてこのモデルを利用できる。

 無料ユーザーのGoプラン以外のユーザーでは、GPT 5.4 Thinkingがレート制限に達した場合、GPT 5.4 mini がフォールバックとして使用されるとのことだ。GPT 5.4 nanoはAPIでのみ利用可能で、料金は100万トークンあたり入力0.20ドル/出力1.25ドルだ。GPT-5.4 miniは100万トークンあたり入力0.75ドル/出力0.45ドルとなっている。

「Microsoft 365 Copilot Chat」の仕様が変更

 Microsoftは3月17日(現地時間)、「Microsoft 365 Copilot Chat」の仕様変更を発表した。Microsoft 365 Copilot アドオンライセンスがないユーザーは4月15日以降、Word/Excel/PowerPoint/OneNoteでのCopilotの利用が制限される。

「Microsoft 365 Copilot Chat」の仕様変更が発表された 「Microsoft 365 Copilot Chat」の仕様変更が発表された

 制限内容は、契約しているMicrosoft 365のライセンス数により異なる。

  • 2000シート以上の組織:Word/Excel/PowerPoint/OneNoteでのCopilotが利用不可に
  • 2000シート未満の組織:標準アクセスの範囲内でのみ利用可能

 Copilot回りは名称が非常に分かりづらいが、今回の内容は企業や学校など組織向けのMicrosoft 365 Copilot Chatが対象で、一般ユーザーが利用するMicrosoft Copilotは影響しない。

 ただし、Microsoftがこの内容を伝えたブログの記事は、原稿執筆時点(3月20日)で削除されている。反響が大きく、方針を変更する可能性もあるので今後の情報に注意したい。

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