CHUWIの「CoreBook X」「CoreBook Plus」が一部ロットで“偽装”CPUを搭載 返金対応を実施

» 2026年03月25日 19時50分 公開
[井上翔,ITmedia]

 Chuwi Innovation Technology(CHUWI:ツーウェイ)は3月23日、ノートPC「CoreBook X」「CoreBook Plus」の一部ロットにおいて、製造上の誤りで仕様と異なるプロセッサを搭載していたことを明らかにした。該当する個体を所有しているユーザーは、購入元またはCHUWIのサポートに連絡することで返金対応を受けられる。

 返金対応を受けるためには、購入時の付属品を全てそろえた上で、5月31日までに申告する必要がある。

ステートメント CHUWIの声明文

何があった?

 CoreBook XとCoreBook Plusは、AMDのAPU(GPU統合型CPU)「Ryzen 5 7430U」を搭載するノートPCとされてきた。

 ところが、海外のコミュニティーにおいて「CoreBook Xに入っているAPUが『Ryzen 5 5500U』だった」という報告があり、オーストリア発祥のWebメディア「Notebookcheck」が実際に分解して調べたところ、搭載されているAPUはまごうことなきRyzen 5 5500Uであることが判明した。

 Notebookcheckは本件をCHUWIに問い合わせたところ、満足な回答を得られなかった上に、CHUWIから記事の削除を繰り返し求められたという。

 そこでNotebookcheckは、同じくRyzen 5 7430Uを搭載しているCoreBook Plusを調査したところ、その個体に搭載されているAPUが“偽装”されたRyzen 5 5500Uだったそうだ。

 Notebookcheckはさらに、CHUWIと同じODM(受託製造者)から同じマザーボードを調達している「Ninkear(ニンキア)」のノートPC「A15 Pro」について、発売当時にメーカーから提供された個体と、別途調達した個体を比較した。すると、メーカーから提供されたものはRyzen 5 7350Uを使っていたものの、新たに手に入れた個体は“偽装”されたRyzen 5 5500Uを搭載していたという。

 同じODMを使っている異なるメーカーで同様の“偽装”が見つかった格好だが、製品に関する一義的な責任は製造を委託したメーカーが負うことになる。CHUWIとNinkearはさらなる調査を進めているとのことなので、続報を待ちたい。

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