Zenchord 1のメインの用途となるのが録音機能だ。スマートフォンやPCでのオンライン会議、通話などを録音できる。1回の録音時間は最大5時間まで対応し、再生時間もイヤフォン単体で最大10時間となっており、長丁場の会議でもバッテリー切れを心配する必要はなさそうだ。
一方、リアルな対面会議の録音には、充電ケースに搭載されたマイクを使用する。このあたりの仕組みは、先行する「viaim RecDot」と同様だ。なお、イヤフォン単体で(装着したまま)周囲の音を録音することはできない。
同じくオープンイヤー型のviaimの新モデル「viaim OpenNote」は、装着したまま対面録音が可能であることと比較すると、一長一短がある。
ケースを取り出して録音するスタイルは、「録音していること」が周囲に伝わりやすく明確である反面、ふとした立ち話などを即座に記録したい場合には、ケースを取り出す手間が発生する。イヤフォンを装着したまま会議に参加できるかどうかでも、評価は分かれそうだ。
録音されたデータはNottaのアカウントに同期され、アプリ上で文字起こしや要約作成が行える。文字起こしエンジンはNottaそのものであるため、精度に関しては安定しており信頼性が高い。
固有名詞の認識などで修正が必要になる場面もあるが、頻出する専門用語をあらかじめ単語登録しておくことで精度を向上できる。話者分離(誰が話しているかの識別)にも対応しており、議事録作成の手間を大幅に削減できるだろう。
文字起こしとは別に、AIによる要約/議事録の作成も行える。複数のテンプレートを設定できるのに加え、独自のカスタムテンプレートを作成することも可能だ。なお、カスタムテンプレートは5つまで設定できる。
Zenchord 1の購入者特典として、文字起こしが月300分まで可能なスタータープランが付帯する。AI要約も月100回まで利用できる。ヘビーユーザーであれば有料プランへの移行が必要になるが、一般的な利用頻度であれば十分実用的な範囲だろう。
なお、Zenchord 1とNotta Memoは併用が可能だ。オンライン会議はZenchord 1で録音し、対面での会議はNotta Memoを利用するといった使い分けもできる。
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