安いMacは「使えない」? MacBook Neo 8GBモデルで試す、後悔しないための活用術と注意点(2/3 ページ)

» 2026年04月02日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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写真編集はどこまで現実的か

 次に見ておきたいのが写真編集だ。MacBook Neoは日常用途向けの印象が強いが、写真の整理や軽い補正まで含めれば、日々の作業に取り入れたい人も多いはずだ。

 まず、写真の読み込みや一覧表示、露出/色味/トリミングといった軽い補正については、MacBook Neoでも無理なくこなせる。Adobe LightroomやPhotoshopなどの編集アプリも、起動に時間がかかったり、操作がもたついたりする印象はなかった。アプリの起動後も、写真の切り替えや拡大表示、補正スライダーの操作に対する反応は良好で、作業の流れを妨げるようなことはない。

 PhotoshopとLightroomを同時に使用していても特にストレスは感じず、Lightroomで写真を整理しながら、必要なカットだけPhotoshopで調整するといった使い方にも十分対応できていた。一方で、RAW画像の現像は、1〜2枚であればストレスを感じるほどではないものの、若干時間がかかる印象だった。

 大量のRAW画像をまとめて扱ったり、レイヤーを重ねた重めの加工を行ったりする用途では、また印象が変わってくる可能性はある。それでも、日常的な写真整理や軽いレタッチを行う環境として見れば、十分に実用的だと感じた。

Apple MacBook Neo 8GB メモリ 256GB 13型 モバイルPC シトラス AI カラバリ LightroomやPhotoshopの同時使用でも特に不満はない。ただし、LightroomでのRAW現像は若干書き出しに時間がかかる印象はあった

動画編集と書き出し時間

 動画編集を主目的にMacBook Neoを選ぶ人は多くないかもしれないが、実力を測る題材としては分かりやすいだろう。動画編集アプリとしてはAppleのFinal Cut Proも候補になるが、筆者は普段Windows PCでAdobe Premiere Proを使っているため、今回は使い慣れた環境に近い形で検証した。iPhoneで撮影した4K/30fps動画をPremiereで編集している。

 動画の取り込みや簡単なカット編集、軽いエフェクトの適用は特に問題なく行えた。簡単なテロップやBGMを入れる程度であれば、MacBook Neoでも比較的現実的な作業環境になるはずだ。

 ただし、動画の書き出しには時間がかかる。今回、1時間20分の動画を書き出してみたところ、完了までに1時間30分を要した。参考までに、同じ動画をMacBook Air(M3)で書き出したところ、所要時間は約50分だった。

 短尺動画の編集や書き出しであれば、そこまで気にならないかもしれないが、長尺動画の編集を日常的に行うには、さすがに力不足を感じる。とはいえ、たまに動画を編集する程度であれば、許容範囲ともいえるだろう。

Apple MacBook Neo 8GB メモリ 256GB 13型 モバイルPC シトラス AI カラバリ 簡単な動画編集は問題ないが、書き出しに時間がかかる。日常的な長尺動画の編集や書き出しには向かないだろう

ゲームの動作とストレージ容量の壁

 MacBook Neoは、プロセッサにA18 Pro(6コアCPU/5コアGPU)を搭載している。GPUのコア数こそ少ないが、iPhone 16 Proに採用されたSoCと同じものだ。このため、Mac App Storeで配信されており、Appleシリコン搭載Macに対応しているタイトルであれば、MacBook Neoでも動作するものは多い。

 今回試したのはカプコンの「BIOHAZARD RE:4」だが、少なくともこのタイトルについては、8GBメモリでもプレイ自体に大きな支障はなかった。ゲーム用途を主目的に選ぶマシンではないにせよ、タイトルによっては十分遊べる印象だった。

 とはいえ、注意したいのはストレージ容量だ。今回試用したのは256GBモデルだが、セットアップ後に使える空き容量は100GB前後となった。BIOHAZARD RE:4はストレージ容量を約66GBも消費するため、これだけでもかなり残量が減ってしまう。

 本来はKURO GAMESの「鳴潮(めいちょう)」も試すつもりだったが、インストール時に約50GB、さらにプレイ時に追加で約77GBのダウンロードが必要になり、空き容量を確保できなかった。ゲーム用途も視野に入れるのなら、512GBモデルを選んだ方が無難だろう。

Apple MacBook Neo 8GB メモリ 256GB 13型 モバイルPC シトラス AI カラバリ 256GBモデルは、鳴潮をプレイするための空き容量を確保できなかった

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