MacBook Neoで注意したいのは、外部ディスプレイや周辺機器を多く使うケースだ。外部ディスプレイは1台(4K/60Hzまで)で、USB Type-Cポートも2基あるが、片方はUSB 2.0となっている。普段の充電や簡単な周辺機器接続では気になりにくくても、複数ディスプレイや高速な外付けストレージを前提にした使い方には向かない仕様だ。
今回試用した256GBモデルはTouch ID非搭載で、都度パスコードを入力しなければいけないのも手間に感じた。Apple Watchを利用しているなら自動ロックの解除を使えるが、そうでない場合には細かな使い勝手の差として気になる人もいるだろう(512GBモデルはTouch IDを標準で備えている)。
また、高負荷作業を長時間続けたい人にとっても、MacBook Neoは第一候補にはなりにくい。動画編集の書き出しや大量のRAW現像、仮想環境を含む開発用途のように、負荷をかけ続ける作業には向きにくい。ここは「動くかどうか」より、「毎日使う道具としてどこまで無理がないか」で判断した方がいい。
MacBook Neoは、最初の1台としてMacを選びたい人、OfficeやWebを中心に使いつつ、ときどき写真や動画にも触れたい人には合っている。一方で、重い処理を長く実行する用途には向きにくい。手ごろな価格は魅力だが、用途に合うかどうかを考えて選びたいところだ。
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