実際にどの程度のゲーム性能かを実ゲームで見ていく。まずは「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー ベンチマーク」からだ。
1920×1080ピクセルの場合、最高品質では1972ポイントで「設定変更が必要」とされ、標準品質(ノートPC)では5658ポイントまで上昇するが評価は「普通」、平均38.6fps/最低26fpsといったフレームレートだ。
1280×720ピクセル/高品質(ノートPC)なら8093ポイントで「快適」評価となり、平均55.6fps/最低38fpsまで向上し、もう一段標準品質(ノートPC)まで引き下げれば平均64.5fps/最低41fpsとなって、平均フレームレートで60fpsを満たせた。やや重めのゲームでHD解像度&軽量画質なら可といった印象だ。
| ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー ベンチマーク | ||||
|---|---|---|---|---|
| 解像度 | 画質設定 | スコア | 評価 | 平均fps |
| 1920×1080ピクセル | 標準品質(ノートPC) | 1972 | 設定変更が必要 | 38.6fps |
| 1280×720ピクセル | 最高品質 | 4784 | 普通 | 33.9fps |
| 1280×720ピクセル | 高品質(ノートPC) | 8093 | 快適 | 55.6fps |
| 1280×720ピクセル | 標準品質(ノートPC) | 9227 | 快適 | 64.5fps |
次は、これもグラフィックス負荷が重めの「サイバーパンク2077」を実行した。こちらはHD解像度に決め打ちで画質設定を切り替えてテストしている。
まずレイトレーシングの「低」設定は厳しく、フレーム生成を有効化しても平均36.09fpsだった。ただし、レイトレーシングではない「低」なら平均72.22fps(フレーム生成オン)/最低60.71fpsと、プレイ可能と思われるフレームレートを得られた。
参考までに、AMD SoftwareからRadeon Super ResolutionやRadeon Boost、パフォーマンスモードなどの設定を有効化していくと、ここからさらに数fps向上が見られた。とはいえ、今回は発売前のサンプル機のためかクラッシュすることが多く、このあたりが安定することを確認してから試すことをオススメしたい。
| サイバーパンク2077(1280×720ピクセル) | ||
|---|---|---|
| レイトレーシング低 | FGオン | 36.09fps |
| 低 | FGオン | 72.22fps |
続いて、軽量なeスポーツタイトルとして「レインボーシックス シージ エックス」を試した。レインボーシックス シージ エックスであれば、1920×1080ピクセル/低画質設定で平均81fps/最低66fpsを記録できた。
60fpsを超えたという点でプレイ自体は可能で、本体ディスプレイのリフレッシュレートも60Hzなので快適ではある。1280×720ピクセルも試したところ、低設定では平均139fps/最低108fpsだった。現実的ではないが、HDMI出力から120Hz対応のゲーミングディスプレイに出力してプレイするといったことも可能ではある。
| レインボーシックス シージ エックス | |||
|---|---|---|---|
| 解像度 | 画質設定 | 平均fps | 最低fps |
| 1920×1080ピクセル | 低 | 81fps | 66fps |
| 1280×720ピクセル | 低 | 139fps | 108fps |
「Ryzen AI」というくくりの中には、ポータブルゲーミングPCに採用されるRyzen AI Max/Max+のような存在もある。しかしそれらと大きく異なるのはGPUコア数だ。Ryzen AI Max/Max+が32〜40基のGPUコアを搭載しているのに対し、Ryzen AI 7 445は4基しか備えていない。
いわゆる統合GPUのイメージだ。ただし、いくつか実ゲームでプレイ可能な設定が見つかったように、性能向上が進んだ昨今の統合GPUらしい実力と言える。
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