Core Ultra(シリーズ3)の最高峰「Core Ultra X9 388H」の実力は? ベンチマークテストから見えたこと(1/4 ページ)

» 2026年04月10日 16時00分 公開
[迎悟ITmedia]

 Intelが「Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)」を正式発表して約4カ月が経過し、同プロセッサを搭載するPCは少しずつ市場で勢力を増している。

 「Core Ultra X9 388H」は、12コアGPU「Intel Arc B390」(※1)を搭載する同プロセッサの最上位モデルだ。今回、Core Ultra X9 388Hを搭載するASUSTeK Computer製ノートPC「Zenbook DUO(UX8407)」をインテルから借用できたので、このCPUの“実力”をチェックしていく。

 なお、今回レビューするZenbook DUO(UX8407)は米国仕様で、キーボードが米国英語配列となる。ASUS JAPANが販売する日本向けモデルは日本語キーボードが付属するなど、一部の仕様が米国仕様と異なる。

(※1)Intel vPro対応PCの場合は「Intel Arc Pro B390」となる

Zenbook DUO(UX8407) Core Ultra X9 388Hを搭載する2画面ノートPC「Zenbook DUO(UX8407)」の米国仕様

Zenbook DUO(UX8407)ってどんなノートPC?

 今回レビューするZenbook DUO(UX8407)は、先述の通りCore Ultraプロセッサ(シリーズ3)の最上位モデルとなるCore Ultra X9 388Hを搭載する。CPUコアはパフォーマンスコア(Pコア)4基+低消費電力コア(LP Eコア)4基+高効率コア(Eコア)8基の合計16コア構成、GPUコア(Xeコア)は12基構成となっている。

 今回は、これらのCPU/GPUコアがどれだけ強いのかを中心に検証していくことになる。

バッジ Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)のうち、10コアまたは12コアのGPUを搭載する構成には、CPUのバッジに加えて、GPU(Intel Arc Graphics)のバッジも付与される。CPUのバッジをみれば一目瞭然だが、製品は「Copilot+ PC」に準拠している
CPU-Z 「CPU-Z」で確認したCPU情報。
GPU-Z 「GPU-Z」で確認したGPU情報。レビュー機はvPro準拠ではないため、Intel Arc B390として認識されている(レビューの都合で、ドライバは初期のβ版を利用している)

 レビュー機はメモリが32GB(LPDDR5X規格)、ストレージが1TBのSSD(PCI Express 4.0接続)という構成となる。この点は、日本向けモデルとスペック上の変わりはない。

 ディスプレイは2800×1800ピクセル解像度の14型有機ELディスプレイを2基搭載し、デュアルスクリーンとして利用できる。キーボードは着脱可能で、基部側の画面の上に載せて使うと普通のクラムシェル型ノートPCとしても利用できる。

キーボード キーボードは基部側の画面に載せて使うこともでき、載せると基部側の画面が自動消灯するギミックも備えている
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