ここからは、Zenbook DUO(UX8407)を通してCore Ultra X9 388Hの実力をチェックしていく。
今回、インテルから比較用に同じくASUSTeK Computer製の「Zenbook S 14(UX5406)」を借用している。これはITmedia PC USERで以前レビューしたものと同じ仕様で、CPUとして「Core Ultra 7 258V」(Pコア4基+Eコア4基/32GBメモリ)を搭載している。
CPUコアやGPUコアの数に違いはあるものの、「異なる世代の最上位CPUの性能の違い」を見るには良い比較材料となるだろう。
では、ベンチマークテストの結果を見ていこう。
まず、3Dレンダリングを通してCPUのパフォーマンスを確認できる「CINEBENCH R23」を実行した。結果は以下の通りだ。
Core Ultra 7 258Vと比べると、シングルコアスコアは10%ほど向上し、LP Eコア/Eコアの増量も相まってマルチコアスコアは約1.8倍となっている。
LP EコアとEコアは性能よりも消費電力の低さ(効率性)を重視したCPUコアだが、それでも増量すればマルチコア(マルチスレッド)性能の向上に貢献することが良く分かる結果となった。
続いて、3Dグラフィックスのベンチマークテストアプリ「3DMark」から、CPU単体の性能チェックが行える「CPU Profile」テストを実行した。結果は以下の通りだ。
1スレッドテストのみ、少しだけCore Ultra 7 258Vが上回ったものの、それ以外のテストではスレッド数が増えるほどCore Ultra X9 388Hの方がスコア上で優位性を増していく。
もっとも、Core Ultra 7 258Vは最大8スレッド、Core Ultra X9 388Hは最大16スレッドとなる。LP Eコア/Eコアが増えた分、Core Ultra X9 388Hのマルチスレッド性能も上がっていることは確実にいえる。
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