からだメイト Watchのハードウェアもチェックしてみよう。ディスプレイは1.32型のOLEDパネルで、解像度は466×466ピクセルだ。Always on Display(常時画面表示)に対応しているため、手首を上げるような動作をしなくても、時刻を確認できる。常時表示画面はアナログ、デジタルから選択できる。手首を回したり、腕を上げるジェスチャー、そしてディスプレイをダブルタップすることで画面を点灯させられる。
本体サイズは約42(幅)×42(奥行き)×9.4(高さ)mm、重さが約33gだ。ベルト幅は20mmで、市販の腕時計用ベルトをそのまま使える。男女ともに使えるユニセックスなデザインで、ボディーカラーはゴールドとシルバーとなっている。円形(ラウンド型)のシンプルなフォルムで、ビジネスシーンでも違和感なく使用できるだろう。
ウォッチフェースの選択肢も非常に多く、時刻だけでなく各種情報も同時に表示できる。ちょっと面白い機能の1つが、シャープが独自に開発したUXの「サーキットビュー」だ。これは時間帯に応じて表示される情報が自動で切り替わる。
時計を見る動作に合わせて、その場所の天気や摂取カロリー、消費カロリーなどが順番に表示される。基本の時計(ウォッチフェース)を表示した後、順番に画面が切り替わる。切り替えの早さや表示する情報カードはアプリで設定できる。
基本のウォッチフェースはシンプルな時計表示にし、サーキットビューで消費カロリーなどの健康に関する情報を見るといった使い方ができる。
操作は側面にあるクラウン(竜頭)と、アクティビティー機能を呼び出すボタン、そしてタッチ操作で行う。画面を下からスライドすると通知画面が表示でき、左右のスライドでカロリーバランスや歩数などのヘルスケア情報を確認できる。クラウンを押すと各機能の設定画面を呼び出せる。
バッテリーの連続使用時間は公称で最大2日間となっている。実使用ではもう少し短く、約18時間の装着で残り48%表示だったため、1日半というイメージだ。
搭載しているセンサーは、加速度/ジャイロ/デジタルコンパス/GPS/気圧/照度センサーで、心拍数/血中酸素レベル/皮膚温度の計測にも対応している。しかし、スマートウォッチとしての機能は限定的だ。
Apple WatchやPixel Watchのようにアプリを追加することはできず、基本的にはプリインストールされているヘルスケア機能とワークアウト、通知、アラームやタイマー機能などが使えるのみだ。
通知に関しても、表示できるのは送信元名と11文字×4行+5文字のみで、全体の表示は非対応である。決済や地図の表示、単体での通信機能などは搭載せず、同価格帯の「Apple Watch Series 10」(5万7800円〜)と比較すると、できないことが多い。
つまり、からだメイト Watchは摂取カロリーの自動計測によるカロリーバランス管理と、水分バランスのモニタリング機能に特化したスマートウォッチだということになる。
主なターゲットは、Apple Watchなどを使いこなすテック層ではなく、健康管理を継続したいが続かないという一般層だ。装着しているだけで、入力ゼロ/記録ゼロで食事と水分の管理ができるのは、スマートウォッチ未経験者にも響きやすい。本体価格とサブスクリプション価格を考えると割高感は否めないが、自動でカロリーバランスが管理できる価値は他にはないといえる。
なお、同シリーズとして「からだメイトRing」も登場しており、睡眠や活動量、ストレスレベルの計測ができる。同じからだメイトアプリでデータの管理ができるので、スマートウォッチをつけたままでは眠りにくいという場合など、睡眠計測はリングに任せる、といった使い分けができそうだ。
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