令和の世に“新作”と共によみがえった「NEOGEO AES+」の実機に触れる ASICを再設計して高い互換性を実現:東京ゲームショウ2026(3/3 ページ)

» 2026年09月19日 16時00分 公開
[すまさ,ITmedia]
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TGS2026では11タイトルで試遊可能

 TGS2026の会場では、NEOGEO AES+向けに発売(再生産)される「メタルスラッグ」「KOF 2002」「餓狼 MARK OF THE WOLVES」「サムライスピリッツ零スペシャル」など、10タイトルが試遊可能……ということになっていたのだが、会期初日に「ゼロウィング」(東亜プラン)がサプライズで追加されていた。

 「あれ、ゼロウィングにNEOGEO版あったっけ?」と疑問に思った人もいると思うが、その疑問は気のせいではなく、NEOGEO AES+の発売に合わせて、初めてNEOGEOに移植された。移植とはいえ、平成が過ぎ去り令和も8年を数えた今、まさかの“新作”の登場である。

 なお、カートリッジの直販価格は1本9980円で、かつての家庭用NEOGEOカートリッジよりも格安だ。

さり気ない ブースにはNEOGEO AES+に合わせて発売されるタイトルのパッケージが展示されていたのだが、右端にあるゼロウィングは“新作”だ。なお、ゼロウィングを含めて11タイトルのところ、パッケージが12個あるのは、「メタルウイング」が通常版に加えてカートリッジが白い「特別版」も展示していたからである
まさかの新作 令和8年(2026年)に、まさかの新作として「ゼロウィング」のNEOGEO版が登場した。東亜プランのゲームの知的財産権は現在TATSUJINが保有しており、PLAIONがパブリッシャーとして販売を行う

NEOGEOの35周年を記念した「ホワイト」の本体も

 NEOGEO AES+のラインアップは、黒色の本体に有線式のアーケードスティックが1つ付属する「通常版」の他、ホワイトの本体にホワイトのワイヤレスアーケードスティック、そしてホワイトの「メタルスラッグ」とメモリーカードが付属する「Anniversary Edition」、そして通常版に黒色のワイヤレスアーケードスティック、ワイヤレスゲームパッド、ゼロウィングを除く10タイトルのカートリッジ、そしてカートリッジラックが付属する「Ultimate Edition」の3種類となる。

 オプション品を含む各種製品の価格は以下の通りだ。

  • NEOGEO AES+(通常版):3万2800円
  • NEOGEO AES+ Anniversary Edition:4万9800円
  • Ultimate Edition:15万円(限定シリアルナンバー入り)
  • ワイヤレスアーケードスティック:1万7200円
  • ワイヤレスゲームパッド:8480円
  • メモリーカード:5500円
  • ゲームカートリッジ:各9980円
35周年 NEOGEOの35周年を記念したAnniversary Editionは、とにかく白い

レトロハードファンに贈るエンジニアリングの結晶

 NEOGEO AES+は、シリコンレベルのASIC再構築、低遅延HDMI出力とアナログ映像出力の両立など、エンジニアリングの観点から作り込まれたマシンといえる。

 自作PCやハードウェア構造を愛するPC USER読者にとっても、発売の遅延こそあったものの2027年の登場が非常に楽しみな1台になるはずだ。

AES+ 家庭用NEOGEOは高すぎて買えない――それは過去の話だ!
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