電子情報技術産業協会(JEITA)が4月8日、2009年2月の携帯電話・PHS端末の国内出荷台数実績を発表した。累計出荷台数は前年同月比59.4%の300万2000台となり、2カ月ぶりに300万台ベースに戻している。
2月の携帯電話の出荷台数は、前年同月比61.6%の295万3000台。2月は、1月末に各キャリアが発表した春モデルが登場し始めた時期となるが、出荷台数の急激な伸びにはつながらず、緩やかなスタートとなった。
なお、2月のワンセグ搭載モデルの出荷台数は、前年同月比77.8%の229万4000台で、ワンセグ搭載率は77.7%。統計開始以来の累計出荷台数は5314万9000台で、搭載機の順調な普及ぶりがうかがえる。
PHSの出荷台数は前年同月比19.4%の5万台で、8カ月連続のマイナスとなった。
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