グロスマとガラスマ、満足度が高いのはモバイル調査リポート

» 2011年09月08日 22時25分 公開
[ITmedia]
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 日本に流通するスマートフォンは、大きく2つに分けられる。1つは海外でリリースされた端末をほぼそのまま販売する「グロスマ」(グローバルスマートフォン)、もう1つはおサイフケータイやワンセグといった日本固有のサービスに対応する「ガラスマ」(ガラパゴススマートフォン)だ。

 アイシェアの調査から、グロスマユーザーとガラスマユーザーでは利用動向に違いが見られることや、満足度に差があることが分かった。

 端末を購入した理由を聞くと、グロスマユーザーは「使い勝手がよさそうだから」(36.7%)、ガラスマユーザーは、「日本独自の機能がついているから」(63.7%)が最多となった。購入する際に海外メーカーか国内メーカーかを気にしたかどうかを聞くと、グロスマユーザーは27.7%、ガラスマユーザーは59.6%が気にしたと回答している。

 実際に利用したあとの満足度を、「とても満足している」を100点、「まったく満足していない」を0点として5点きざみで評価してもらったところ、80点以上の合計はガラスマで36.7%、グロスマで64.4%と、グロスマユーザーの満足度がガラスマユーザーを27.7ポイント上回った。

 ユーザーが持つ不満点は、どちらも「バッテリーの持ちが悪い」が筆頭に挙がった。グロスマは次いで「日本独自の機能を使いたくなったがついていない」(30.6%)、「文字を入力しづらい」(21.8%)が上位となり、ガラスマは「突然、再起動や強制終了するなど不具合が多い」(34.2%)、「タッチパネルの反応速度が遅い」(30.4%)が続いた。

 購入して後悔しているかどうかを聞くと、グロスマは「後悔している」という回答が5.1%にとどまったが、ガラスマは12.7%に達した。また、使い始はじめてからがっかりしたかという質問には、グロスマユーザーの9.9%、ガラスマユーザーの27.0%が「がっかりした」と回答している。

 グロスマ、ガラスマに対して、どのようなイメージを持っているかを聞いたところ、グロスマは「世界的に認められている」(45.1%)、「洗練されている」(25.0%)、「最先端」(20.8%)が上位を占めた。一方のガラスマは、「役に立つ」(33.2%)、「さまざまな場面で活躍できる」(26.8%)、「エンターテインメント性がある」(20.0%)が上位を占めるなど、異なる結果が得られた。

 なお、Twitterのアカウント所有者はグロスマで67.8%、ガラスマで57.0%。スマートフォンから毎日投稿しているのは、グロスマユーザーでは32.6%、ガラスマユーザーでは24.8%だった。Facebookも、グロスマユーザーの方がアカウント所有者が多く、更新頻度の高いユーザーも多いなど、ガラスマユーザーよりも積極的にソーシャルメディアを活用する傾向が見られた。


 この調査は8月19日から同22日まで、有職のスマートフォンユーザーを対象に実施したもので、有効回答数は736人。

 回答者の内訳は、メイン端末が海外メーカー製でワンセグやおサイフケータイといった日本独自の機能を備えていないグローバルスマートフォン(以下グロスマ)のユーザーが63.3%、日本メーカー製の、いわゆるガラパゴススマートフォンのユーザーが36.7%。

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