ユビキタスエンターテインメントは9月14日、HTML5/JavaScriptを開発言語としたAndroidアプリ開発ミドルウェア「enchant PRO」を、「東京ゲームショウ 2011」のビジネスデイ(15〜16日)で披露すると発表した。10月以降の提供を予定しているが、すでにβ版の利用の問い合わせを受け付けている。
enchant PROは、同社が4月に公開したWebゲーム開発エンジン「enchant.js」をベースにした、Androidアプリの開発環境。扱いの容易さを売りにしたenchant.jsと同じ感覚で、ネイティブアプリを開発できるという。
カメラやジャイロといった端末機能へのアクセスにも対応するほか、クウジットのマーカー型AR技術「KART」を使ったAR機能の利用が可能。OpenGL ESによるポリゴン描写およびCOLLADAフォーマットの読み込み、QRコード/バーコードの読み取り機能も利用できる。非ゲームアプリの開発にも適し、すでに複数の企業がenchant PROを使った非ゲームアプリの提供を予定している。
個人の非商用の利用は「コミュニティライセンス」として無償とする。法人の商用利用に対しては、5万円からライセンスを提供する。
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