ドコモ版iPhone「現状だと厳しい」――山田社長が明言

» 2012年04月27日 17時04分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo NTTドコモの山田隆持社長

 ソフトバンクモバイルに続き、KDDIも販売しているiPhone――2012年度に入り、新たに“ドコモ版”の登場を期待するユーザーも多い。しかし、NTTドコモの山田隆持社長は4月27日の決算会見で、ドコモからのiPhoneの発売は「現状だと厳しい」と見解を示した。

 山田氏は同社の競争力を高める上で、開発の自由度が高く独自のサービスを展開しやすいAndroidに注力していく考えを示し、「スマートフォンの半分ぐらいはAndroidでいきたい」と話した。一方で、iPhoneを販売する際には、メーカーのAppleからキャリアに対し「相当のボリュームコミットメント」が求められるのが通例で、Androidを主力としたいドコモの戦略と折り合わないことを説明した。

 また、会見では、番号ポータビリティで転出したユーザーへの調査の一端に言及。山田氏によると、“iPhone欲しさの転出”は2割にとどまり、端末価格の安さやキャッシュバックキャンペーンなどが主な転出理由であるという。同社は2012年度、従来2万〜2万5000円程度だった端末の実質負担額を、「1万〜1万5000円程度」にするほか、「実質0円」の端末なども提供する計画。他社と同等の価格設定で、競争力を強化する考えだ。

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