Apple製品が関わる事件、4割増加――ニューヨークで海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年09月27日 17時41分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

Apple製品が関わる事件、4割増加――ニューヨークで

 iPhone 5の発売日にニューヨーク市警の警官が出動し、盗難、紛失時に役立つシリアルナンバーの発行サービスを行ったニューヨーク市だが、Apple製品関連の事件が40%増加しているそうだ

 ニューヨーク市警の報告によれば、今年1月1日から9月23日までに起きたApple製品が関わる事件は1万1447件で、4割の増加率。この期間の同市の全犯罪増加率は4%だったことから、Apple製品に限定すると10倍の伸び率ということになる。ニューヨークで「i」製品を使う際には、細心の注意が必要だろう。

陸から海へ――Google Ocean Viewが登場

 Google Street Viewに、ストリートならぬOcean Viewが登場した。

 ハワイ、フィリピン、オーストラリアの海底をバーチャル散歩できるコンテンツで、ハナウマ湾、モロキニクレーター、ヘロン島、レディエリオット島などの美しい光景が楽しめる

 撮影は3台のSVIIカメラを装備した水中ロボットを利用して、6カ月かけて行われたそうだ。SVIIカメラのコントロールには、Samsung Galaxy Tabが利用された。

Photo 部屋の中で海中散歩を楽しめる

Androidアプリ、開発者の関心が低下

 Androidアプリの数はiOSアプリにほとんど追いついたものの、開発者のAndroidアプリへの興味は低下しているという。

 Appceleratorが5500人以上の開発者を対象に実施した調査によれば、Androidアプリの開発に興味を持つ開発者は76%と決して低い値ではない。しかし2011年1月に行った調査では87%だったことを考えると、減少傾向にあるのは否めないという。理由として、iOSアプリ開発の方が収益性が高いから、と推測する人もいるが、実際のところはどうなのだろうか?

クマ、iPadを持ち去る

 カリフォルニア州San Bernardino National Forestで、クマがiPadを持ち去るという事件が起きた

 ふつうクマは食べ物を狙うものだが、なぜかiPad入りのバックパックを持って逃走。その後、iPadでは満足しなかったのか、再びJenks Lakeに戻り、今度は食べ物がつまったタッパを持って立ち去った。その場にいた人がクマの様子を撮影し、公開している。

 Jenks Lakeはしばしばクマが出没することで知られているが、iPadを盗まれた人がこの「盗難」を保険会社に納得させるのは難しそうだ。こちらも映像が残っていればよかったのだが……。

どこにいても昼寝ができる――安眠マクラ「OSTRICH PILLOW」

Photo どんな寝心地なのだろうか……

 いつでもどこでも眠れる「OSTRICH PILLOW」が、資金調達サイト「Kickstarter」に登場した。

 OSTRICH PILLOWはオフィスや空港など、ちょっとした場所で仮眠をとるときに便利な枕。袋状になっており、中に頭を突っ込んで利用する。前面に呼吸のための穴が開いており、上部の左右に開いた二つの穴に両手を突っ込めば、テーブルに突っ伏して眠ることもできる。寝心地はなかなかよさそうで、周囲に気を散らされることなく(周囲の人は気になるだろうが)、快適な眠りを体験できそうだ。

 すでに商品化が決定しているため、確実に入手できる。価格は現時点では75ドルから。送料は米国内が15ドル、カナダが20ドル、それ意外の地域が25ドル。

「ポップ!」というとポップコーンが飛んでくる――「POPINATOR Project」

 ポップコーンメーカーのPopcorn Indianaが、ポップコーンの食べ方に一石を投じる(?)「POPINATOR Project」を展開中だ。

 POPINATORは、ポップコーンを放り投げて、ぱくっと口に入れるという食べ方を完全自動化するマシン。マシンに向かって「Pop」と声をかけると、その方向にポップコーンを飛ばす。「Pop」と言った人のいる方角、距離が計測されるのだそうで、ビデオを見る限り、口を開けておけばPOPINATORがポップコーンを放り込んでくれる。ビデオでは、会議の席でも大活躍しており、場を和ませるのに役立ちそうだ。

 とはいえ、これはバイラルキャンペーンの一環なので、このようなマシンが商品化されるわけではない。ちなみに、iPhoneで「Pop!」と発話した口元を撮影して再生すると、POPINATORはiPhoneめがけてポップコーンを発射する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年