約5割が“iPad miniを買う”、iPadは“新モデルのリリース早すぎ”という声も調査リポート

» 2012年10月26日 12時41分 公開
[末岡洋子,ITmedia]

 オンライン調査のToluna QuickSurveysは10月25日、米AppleのiPad新製品発表の直後に行ったアンケート調査を発表した。7.9インチのiPad miniには好感を抱いているが、9.7インチの第4世代iPadに対しては、前モデルから7カ月という早さで発表されたことから、既存iPadユーザーの4割が憤慨しているという。

 Appleが最新のiPad製品を発表した23日、米国の18歳以上の消費者約2000人にオンラインで聞いた。

 それによると、第3世代のiPadからわずか7カ月で登場した第4世代のiPadについては、iPad所有者の45%が好ましくないと感じているようだ。最新のiPadでAppleは、第3世代と同じデザインのボディにLightningコネクタを装備し、A6Xプロセッサを搭載することで性能を向上させ、前モデルと同じ値段で提供する。これが既存ユーザーの反感を買ったようだ。

 同時に発表された7.9インチのiPad miniにつては「絶対に買う」が14%、「多分買う」は32%だった。既存iPadユーザーの方が購入意欲は強く、30%がiPad miniを「絶対に買う」、39%が「多分買う」と回答したという。同じ7インチクラスのタブレットである米Amazon「Kindle Fire」と米Googleの「Nexus 7」と比較して聞いたところ、Kindle Fire(46%)が最も人気が高く、iPad miniは40%、Nexus 7は14%だった。なおiPad miniは、プレゼントとしても人気があり、クリスマスなど年末のプレゼントに購入する予定とする回答者が21%に達した。

 調査では、Appleについても意識調査を行っている。「iOS 6」と「iPhone 5」でGoogle Mapsから自社開発のマップアプリに切り替えたことについては、4人に1人にあたる26%が「Appleの評判に汚点」と回答し、Steve Jobs氏からTim Cook氏がCEOに交代したことでAppleは悪くなったと見る人は45%に達したと報告している。

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