Jibe Mobileがコミュニケーションツール開発を強化、VodafoneとMTIから資金調達

» 2012年12月13日 15時47分 公開
[末岡洋子,ITmedia]

 モバイルサービス開発のJibe Mobileは12月12日、Vodafone Venturesとエムティーアイ(MTI)を中心とした投資企業グループから830万ドルを調達したと発表した。これを利用して、Jibeは「Rich Communication Suite(RCS)」標準をベースとするコミュニケーションサービスの開発を継続するという。RCSは、通信キャリアがSkypeなどのWebサービスに対抗するための技術と位置づけられている。

 Vodafone Venturesは英国のモバイル通信キャリアVodafoneの米国の投資子会社で、MTIは日本のモバイルコンテンツ開発企業。Jibeは日本で「Friends Note」などのアプリを提供しているが、このところ新たな通信サービスプラットフォーム技術の開発にシフトしている。

 同社は現在、モバイル業界団体の3GPPで仕様策定が進んでいるRCSをベースとした「Joyn」を統合する技術プラットフォームとAPIを開発中。今回の投資を受けてこの取り組みを進めるとし、リッチコミュニケーションサービスを開発者が容易に自分のアプリに加えられるクラウドプラットフォームの提供を目指す。

 JoynはVodafon Spainらスペインの大手キャリア3社が11月に発表したRCSベースのサービス。端末や場所を問わずに通話、VoIP、メッセージ、プレゼンスなどのコミュニケーションを利用できる環境の提供を目指す。通信キャリア側は、相互運用性のあるRCSにより、SkypeやWhatsUpなどのOTT(オーバー・ザ・トップ)サービスへの対抗を狙う。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  4. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  5. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  6. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  7. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  8. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  9. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  10. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー