川崎市も太陽光発電の設置を義務化へ!東京都との違いと制度の詳細を解説太陽光(5/5 ページ)

» 2023年04月19日 07時00分 公開
[梅田あおばスマートジャパン]
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太陽光発電による経済的メリット

 川崎市では、太陽光発電システム(4kW)を30年間設置した場合の支出と収入を以下のように試算している。この試算の枠外の金額としては、

  • 市の補助金:現行2万円/kW(最大10万円)
  • パネルの廃棄リサイクル費用:約30万円(屋根の吹き替え等と合わせて実施した場合の撤去費を含む)
  • 点検費用:1回約3万円

などの支出等があることに留意が必要である。

図6.太陽光発電(4kW)30年間設置の支出と収入 出所:川崎市

今後のスケジュール

 川崎市条例の改正に伴い新たに創設された5つの制度は、以下のように段階的に施行される予定である。

図7.条例改正に伴う新制度の施行 出所:川崎市
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