古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、Amazonの「Kindle Fire」ファミリーの2013年モデルのうち、ハイエンドなHDXシリーズの7型モデル「Kindle Fire HDX 7」を紹介する。
Amazonのカラータブレット「Kindle Fire」ファミリーの2013年モデルのうち、最もハイエンドなHDXシリーズの7型モデル。ラインアップ上の位置づけは、従来の「Kindle Fire HD」の後継に相当する。
同時に発表されたデュアルコアCPU採用のエントリーモデル「Kindle Fire HD 7」に比べ、CPUはクアッドコア(2.2GHz)、フルHDの液晶パネルが採用されているほか、無線LANはMIMOに対応するなど細部に至るまでスペックは高く、また前面カメラを搭載することからビデオチャットなどにも利用できる。
デザインはKindle Fire HD 7と同じく、複雑な面構成をした背面が特徴だが、本製品の方がわずかに薄く、スピーカーの位置も異なっている。また青色LEDを採用していることから、画面の上下が青みがかって見えるのも特徴。
Kindleストアで購入した電子書籍の閲覧のほか、Amazon MP3ストアで購入した音楽や、Amazonインスタント・ビデオで購入した動画、Amazon Android アプリストアからダウンロードしたアプリやゲームが利用できる。またこれらデータの購入だけにとどまらず、Amazon.co.jpでの買い物にも対応するなど、Amazonが提供するサービス全般をシームレスに利用できるよう設計されている。
ページめくりや各種メニューの操作はすべてタッチで行う。容量は16/32/64Gバイトの3種類が用意される。ラインアップはWi-Fiモデルのみ。
メーカー | Amazon |
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国内発売時期 | 2013年11月 |
発売時価格 | 1万9800円(16Gバイトモデル)、24,800円(32Gバイトモデル)、28,800円(64Gバイトモデル) |
専用/汎用 | 汎用 |
OS | Fire OS 3.0 |
OSバージョン | 13.3.2.3.2 |
サイズ(※最厚部) | 186(幅)×128(奥行き)×9.0(高さ)ミリ |
重量 | 約303グラム |
解像度 | 1200×1920ドット |
ディスプレイ | 液晶 |
カラー/白黒 | カラー |
画面サイズ | 7インチ |
通信方式 | 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
内蔵ストレージ | 16Gバイト(ユーザー利用可能領域は10.9Gバイト)、32Gバイト(ユーザー利用可能領域は25.1Gバイト)、64Gバイト(ユーザー利用可能領域は53.7Gバイト) |
メモリカードスロット | なし |
バッテリー持続時間(メーカー公称値) | 11時間(書籍のみでの使用時最大17時間) |
タッチ操作 | 対応 |
対応フォーマット | Kindle (AZW3)、 KF8、TXT、 PDF、保護されていないMOBI、PRC、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMP、HTML5、CSS3 |
コネクタ | USB(microB) |
電子書籍ストア | Kindleストア |
その他 | 海外での発売は2013年10月 |
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