ST、CCDに匹敵するCMOSモジュールを発表

» 2004年01月19日 18時47分 公開
[ITmedia]

 仏伊ST Microelectronicsは、携帯電話用カメラソリューションを発表した。CMOSイメージセンサーモジュール「VS6552」とモバイルイメージングデジタル信号プロセッサ「STV0974E」で構成されており、同社によれば、CCDイメージセンサーに匹敵する画像品質を保ちつつも、低コストかつ低消費電力を実現しているという。

 「VS6552」は、高い光感度を実現するために設計された新しいCMOSプロセス「HCMOS7i」で生産される最初の製品で、1ルクスでもVGA画像を得ることができる。また、10×8×6ミリのコンパクトサイズを実現している。

 一方「STV0974E」は、6×6ミリのリードフリーパッケージ「56TFBGA」を採用しており、センサー制御や信号調整、画像強調、トリミング、縮尺、ビューファインダ生成、JPEGファイル生成など、多彩な機能を組み込んだプロセッサ。MMSでの利用を前提に設計されており、ショートビデオクリップや制限されたファイルサイズでのイメージキャプチャが可能となっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年