サクサク撮れる軽快カメラ、画質はスペック相応「A1402S」ケータイカメラ画質研究ラボ(1/2 ページ)

» 2004年04月06日 21時11分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「A1402S」は、久々に登場した34万画素のカメラ付きケータイである。メガピクセルに比べると解像度では圧倒的に劣るものの、現実には「VGAサイズの絵を撮れればいい」というユーザーも多い。2メガピクセルのケータイを使っているわたしも、普段はVGAモードにしているほどだ。

 VGAサイズはメールでも送れる軽さで、そこそこのクオリティもあるのでメモ代わりに撮るには便利。またPCの画面で見てもそれなりに楽しめるので、カメラ付き携帯では扱いやすいサイズなのだ。

 A1401Sのカメラ機能は34万画素のCMOS。パンフォーカスで機能的にも非常にシンプルなものだ。ただしパンフォーカスとはいえ、VGAレベルなのでかなり至近距離から無限遠までサポートする。30センチくらいまでは平気そうだ。

 また、付属のスタイルアップパネルにマクロレンズを装着することで5−10センチのマクロ撮影も可能になる。

 背面にはサブディスプレイがあり、その上にレンズとフォトライトがある。サブディスプレイは自分撮りに便利。レンズはパンフォーカスでマクロモードも特に用意されてない(左)。付属のスタイルアップパネルに付属のマクロレンズを装着すると接写もできる。パネルの着脱は簡単だが、パネルを使わないとマクロレンズを付けられないのは残念(右)

 カメラモードの起動は側面のカメラボタンを長押しするか、メニューからカメラを選ぶことで行う。対応する画像サイズは3つ。ケータイサイズの120×160、壁紙サイズの240×320(QVGA)、そしてVGAの640×480(いわゆるPCサイズ)。このうちケータイサイズと壁紙サイズは縦位置、VGAサイズは横位置で記録される。

 VGAサイズでカメラモードにすると、画面右に「TOP→」という表示が現れ、横位置の記録になることが示される。

 VGAモードで撮影するときは右側が上になった横位置撮影になるので、端末を横向きに構えることになる

 メインディスプレイはQVGAなのでかなり見やすい。撮影解像度とのギャップも少ないので、撮っていて違和感があまりないのもいい。サブディスプレイは自分撮り用に利用でき、閉じた状態で側面のカメラボタンを長押しすると自分撮りモードでカメラが起動する。

 撮影時はジョグダイヤルを押し込んで行うが、VGAサイズで撮るときは横位置になるので、側面のシャッターボタンを使うほうが安定して押しやすいだろう。

 側面にはカメラモードボタン(カメラ起動時や静止画と動画の切り替えに使う)とシャッターボタンがある

 外部記録用スロットは備えず、その分ボディは非常にコンパクト。VGAサイズで撮った画像を活用するには「SnapMemory」のような周辺機器を利用するか、赤外線通信を行うか、メールに添付する必要がある。auのCDMA 1x端末は、100Kバイトまでのファイルを添付できるため、A1402Sで撮影したVGAサイズの画像ならそのままメール添付して送信できる。今回はメール送信した画像を評価用に使っている。

 内蔵メモリは8Mバイト。VGAレベルの画像なら1枚50−70Kバイトに収まるため、数十枚は記録できる。実用上の問題はさほどないだろう。

 撮影機能は非常にシンプルで、特に設定すべき項目もない。ライトのオン/オフ、夜景モード、ホワイトバランスくらいだ。

 注目すべき機能なのが「格子線表示」。これを表示させておくと、構図を決めるときにカメラを水平に保つのに役立つ。ケータイで撮っているとついカメラが微妙に斜めになってしまい、撮った写真も傾いてるというケースが多い。この機能を使うとそれを防げるのだ。

 撮影モードは3種のみとシンプル。撮影方向がアイコン表示されるのは分かりやすくていい(左)。格子線表示をオンにすると、縦横3本のグリッドが現れる。これはなかなか便利だ(右)

 素晴らしいのは画像の記録時間。ほぼ一瞬で撮影・保存が完了するので、すぐ次の作業に移れる。VGAサイズとはいえ、これはかなり快適だ。

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