連載
» 2004年04月09日 15時53分 UPDATE

Mobile&Movie 第107回:24−TWENTY FOUR−「僕宛ての電話はすべて携帯に転送してくれ」

映画の中の名脇役として登場する“モバイル製品”を紹介する「Mobile&Movie」。今回ご紹介するのは、24時間に起こるさまざまな事件が意外なところでつながりを見せるトリッキーなテレビドラマ「24−TWENTY FOUR−」。携帯電話がそれぞれのエピソードを結びつける重要な役割を果たします。

[本田亜友子,ITmedia]

作品名24−TWENTY FOUR−
監督スティーブン・ホプキンス
制作年・製作国2002年アメリカ作品

sa_eiga.jpg

 「Mobile&Movie」番外編として今回ご紹介するのは、アメリカの人気ドラマ「24−TWENTY FOUR−」。この作品はその名の通り、CTU(合衆国テロ対策ユニット)の捜査官ジャックが過ごす24時間を描いています。ドラマの一話がリアルタイムに一時間で描かれ、全24話で一日という構成になっています。今回はその“Hour 01”ストーリーのみとなりますが、内容に触れますので、これから見る予定の方は注意してください!

 すべての始まりは、大統領候補の予備選挙当日に、クアラルンプールからCTUへ入った携帯電話の緊急連絡でした。

「データ送信の許可を」

「送信を許可する」

 CTUが受信したデータには、極秘情報が盛り込まれていました。さっそくCTUの責任者ウォルシュ長官の携帯電話も元にも連絡が入り、デビット・パーマー上院議員の暗殺計画が知らされたのです。こうして、0:03AM ジャックはウォルシュ長官に自宅から呼び出され、CTUのロス支局へ向かいます。

「ジャックだ。ウォルシュは何て言ってる?」

 ジャックは移動中の車から携帯電話で、CTUの同僚ニーナに連絡をします。

「みんなを呼べ。それだけ」

「なんで今夜なんだよ……」

「お家で何か?」

「じきに着く。じゃあな」

 呼び出された理由を不可解に思うジャック。しかし、イラついている原因はほかにもありました。この真夜中に、娘のキンバリーが家を抜け出して遊びに行っていたのです。家に残してきた妻のテリーを心配して、ジャックは電話をします。

「キンパリーは帰ったか?」

「まだよ」

「こんな時に一人にして本当にすまない」

 不安げなテリーに優しく言葉をかけるジャック。CTUに着くとウォルシュ長官から、合衆国初のアフリカ系大統領候補デビット・パーマー議員の暗殺計画が今日実行されると知らされます。さらにCTUのメンバーの誰かが、その計画に加担しているというのです。内通者を見つけ出せとの指令も受けたジャックは、さっそくあやしい人物の洗い出しを始めます。

 同時にジャックは、キンパリーのPCのパスワードを調べ出し、今夜の居所を突き止めようとします。ジャックから連絡を受けテリーはキンバリーのメールから、ジャネットという女の子と会っていることを知ります。そこへジャネットの父と名乗る男から電話が入り一緒に探しに行くことに。

 その頃、キンバリーはジャネットと二人の男の子とのダブルデートを楽しんでいましたが、母親のテリーから携帯電話に五回も留守電が入っているのを見て、家に戻ろうとします。

 しかし、0:57 AM キンバリーは車で連れ去られてしまいます。キンバリーが事件に巻き込まれたことなど知らないジャック。テリーに様子を伺う電話をしたところ、初対面のジャネットの父と、車で娘たちを捜していると聞き動転します。電波の状態が悪くなり、携帯電話が切れてしまうと

「ちょっと外へ出たい。フォローしてくれ」

とニーナに言い

「いいわよ」

「僕あての電話はすべて携帯に転送してくれ」

 とCTUから出て行こうとしますが、そこへ旅客機の爆発事故のニュースが。

 デビット・パーマー上院議員の暗殺計画を軸に、旅客機の爆発事故、横領、誘拐などさまざまな事件が盛り込まれていくスピーディな展開。ジャックの携帯電話が、この同時進行するエピソードを結びつける重要なアイテムになっています。

 暗殺を防ぐことができるのか? キンバリーの行方は? そしてCTUの裏切り者は誰なのか? 24時間一瞬たりとも目が離せません!

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう