au端末の型番から「ST」が消えた?

» 2004年04月21日 15時31分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 au端末の型番ルールでは、型番の最後に端末を開発したメーカーの名前を示す2文字のアルファベットが付いている。京セラは「K」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは「S」、東芝は「T」、カシオ計算機は「CA」、日立製作所は「H」といった具合だ。

 型番の最後に「ST」と付いていたのが、三洋マルチメディア鳥取が開発する端末。しかし、3月に店頭に並んだ「A5405SA」(4月20日の記事参照)は、同社開発の端末であるにもかかわらず、最後に付いているのは「SA」だ。「ST」という名前はどうなってしまうのだろう。

 STからSAに変わったのは、2003年4月の三洋電機グループの組織再編に伴うものだと、三洋マルチメディア鳥取モバイル通信技術部 モバイル通信企画課の山下隆弘課長。

 「2003年4月以前は、完全な独立採算性のグループ会社の1社だったが、4月の組織再編以降、三洋電機の100%子会社になった。これに伴い、開発はこれまで通り三洋マルチメディア鳥取で行うが、最終製品として出す際には、三洋電機の名前(端末の型番には「SA」)が入ることになった」

 製品パッケージや付属品に印刷されるのも三洋電機の名前。唯一名前が残っているのは、アンケートの送り先だ。「今後も、三洋マルチメディア鳥取ならではのUIや使い勝手を引き継いだ端末を開発していくので、ユーザーからの意見は、直接届くようにしている」。

 なお2003年4月以降にリリースされた端末でも、それ以前に開発に着手していた「A5306ST」(2003年7月の記事参照)や「INFOBAR」(型番は「A5307ST」)は、型番名がSTになっている。つまりこれらが「ST」の付いた最後の端末ということになる。

 三洋電機製のau端末開発は今後、三洋テレコミュニケーションズと三洋マルチメディア鳥取の2社が行うが、開発自体はそれぞれが別で行うという。「型番からSTが消えても、これまでの“鳥取三洋らしい”端末が消えるわけではない」(山下氏)。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月12日 更新
  1. 「Pixel 10/10a/9a」どれを買う? 4キャリア6ブランドの価格を比較 2年24円や一括4.5万円も (2026年05月11日)
  2. KDDIローミングを切られた楽天モバイルエリアは大丈夫なのか――大型連休のオススメスポット「イオンモール津田沼サウス」に行ってきた (2026年05月10日)
  3. ソフトバンク、売上高7兆円突破で過去最高更新 “ホッピング抑制”の構造改革と「AIインフラ」への大転換 (2026年05月11日)
  4. なぜドコモは「値上げ」に踏み切れないのか? 背景にある通信品質、5G設備投資の遅れが足かせに (2026年05月09日)
  5. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【5月9日最新版】 ポイント3倍や2万ポイント還元あり (2026年05月09日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. なぜスマホの身分証写真アップロードで画像エラー? iPhoneの“HEIC形式”やサイズ制限で困らないためには (2026年05月11日)
  8. イオンモバイルの2025年通信速度を公表 平日のドコモ回線が苦戦、下り1Mbps付近の時間帯が増加 (2026年05月11日)
  9. iPhone 14/15がiPhone SE(第3世代)に次いで人気 Back Marketのリファービッシュスマホランキング(4月) (2026年05月11日)
  10. Google検索がサーバーエラーで不安定に 「ググれない……」との声相次ぐ  (2026年05月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年