アステル関西の「移行案内はがき」で誤送付

» 2004年05月21日 17時36分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 ケイ・オプティコムは5月14日と15日に、アステルブランドのPHSサービスを利用するユーザーに案内はがきを送付する際、別のユーザーの住所や名前を記載したはがきも送付していたとアナウンスした。5月21日時点で2件の申し出があった。

 同社は、アステルブランドのPHSサービスを将来的に廃止するため(4月2日の記事参照)、個人ユーザーおよび5回線未満の契約の法人ユーザーに向け、解約するか別のサービスに移行するかを確認する「ご意向確認はがき」などを含む文書を送付した。この際、一部ユーザーに本人以外の「住所」「氏名」「PHS番号」を記載したはがきが重なるかたちで、誤って送付された。

 ケイ・オプティコムが印刷、封入、発送を委託した、凸版印刷の手違いによるもの。凸版印刷では、この作業を子会社である凸版物流経由で外部協力工場へ再委託していた。

 工場では案内文書のセットを封入するにあたり、8種類を重ね合わせたセットが封筒へ封入される流れとなっている。0枚もしくは2枚以上を送り出した場合は、アラームが出てコンベアが自動停止する仕組み。凸版印刷では聞き取り調査の結果、送り出しが0枚で機械が停止した後に、オペレータが誤ってはがきを2枚取り出し、コンベアにセットして再始動させのではないかとの結論に至った。

 凸版印刷が自動停止の傾向を分析した結果、停止回数は最大でも13回までと推定されるという。従って、毎回オペレータが手作業をミスしたと仮定しても、13名以上に影響がおよぶことはないとしている。なお、ケイ・オプティコムが発送委託した件数は全部で2万4688件。

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