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» 2004年07月21日 11時19分 UPDATE

WIRELESS JAPAN 2004:“指パチ”で操作〜ドコモ、時計型の「UbiButton」

身体に伝わる衝撃を感知することで、完全片手操作を実現するデバイスをドコモが開発。“指パチ”で家電機器の操作などが可能になるほか、身体に触れるさまざまな機器への組み込みを検討している。

[斎藤健二,ITmedia]

 ドコモは7月21日に開幕した「ワイヤレス ジャパン 2004」の展示ブースで、腕時計型のウェアラブルコントローラ「UbiButton」(ユビボタン)を参考出展した。

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 指先を軽く触れ合わせる“指パチ”動作を検出し、機器のコントロールが行える。指パチのタイミングによって、例えば5ストロークで30種類程度のコマンドを発行できる。これによって、テレビや照明などの機器を、指パチのタイミングで操作することが可能だ。

 これは時計内部に組み込まれた指先サイズのチップ「UbiChip」によって実現している。1軸の加速度センサーと解析デバイスを1チップに実装したもので、指パチの際に生じた衝撃を加速度として検出している。「人間の身体は特定の周波数を通す。身体を伝わった衝撃だけを検出する」(ドコモ)ことで、腕全体の動きなどを無視して指パチの衝撃だけを取り出すことを可能にした。

 現在のところ衝撃のオン/オフを検出でき、衝撃の強さなどは考慮していない。

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 チップの場所は「身体に触れていて衝撃が伝わってくればいい」ため、腕時計型だけでなくイヤホンマイクや携帯電話への組み込みも可能だ。例えば耳の側を軽く2回叩いてイヤホンマイクをオンにしたり、携帯電話で会話中に顔のあたりを叩くことで機能を制御したりすることもできる。

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