“膨張した”ゴムカバーの対処法

» 2004年08月25日 01時33分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 あなたの携帯電話のゴムカバーは無事だろうか?

 発端はITmedia編集部に届いた次のようなメールだった。

 「現在A5501Tを使用しています。イヤホン、SDメモリ、下部充電口の3カ所のゴムキャップが膨張して使えなくなりました。周りの利用者も(入手時期ばらばらで6機)すべて同じ状況が発生しております」

 携帯には、ボディ下部の充電/シリアル端子をはじめ、イヤホン端子、外部メモリ端子などコネクタが多数あって、それぞれカバーが付けられている。このカバーは金属ヒンジのしっかりとしたものから、表面は堅いゴムでヒンジ部は柔らかいゴム、さらに全体が同じようなゴムでできているものまでさまざま。

 問題は全体がゴムでできているカバーだ。編集部員たちの携帯電話を聞いて当たってみると、あるわあるわ。ゴムカバーが膨張してビラビラしている端末がたくさん出てきた。

色が変色、膨張して閉まらないゴムカバー

 最も目についたのはドコモの「P900i」だ。側面のminiSDカードのカバーが見事に膨張してふくらんでいる。

「せっかくかっこいい端末なのに……」

 編集部に3人いたユーザーのP900iすべてが程度の差こそあれ、ゴムがふくらんでいる。しかも最初白かったのに、黄色がかっている。頻繁に開け閉めしていなくても、膨張する人はするようだ。

 「ドコモショップで交換してくれるらしいですよ。友達無料でやってもらいました」

 別の編集部員の言葉に、P900iユーザーたちが色めき立った。みんなピラピラしたゴムカバーに不満は持ちながら、あきらめていたのだ。

キャリアはゴムカバーを交換してくれるのか?

 実際のところ、P900iのゴムカバーは交換してもらえるのか。ドコモによると「基本的には有償。ただし機種によっては、ゴム部分の改善品を用意しているものもある。どの機種ということは非公開だが、その場合は無償で交換する」という。

 筆者のP900iの場合はどうだったのか。ドコモショップでは慣れたクレームだったらしく、その場で新しいゴムカバーに交換してくれた。申し出た人には無償で対応してくれるそうだ。ちなみに、電池パックカバーを外すとminiSDのゴムカバーは簡単に取れるようになっている。

左は交換済みのカバー。右は未交換のカバー。交換済みのカバーはボディにとけ込んだ色合いでふくらみもない。右は明らかに色が違う

 P900iのゴムカバーが必ず無償で交換してもらえるのかどうかは明らかではないが、ゴムカバーが気になっているユーザーは試してみる価値はあるだろう。

 ちなみにボーダフォン端末の場合、「ゴムの膨張は外観破損ということで基本的には有料。ただし過去には、無償交換用のゴムをショップで用意した機種もある」という。機種個別で応相談という形。

 KDDIは「手で取り外せるゴムは無償で交換。手で取り外せないゴム部品は預けて修理となるので有償」だという。ちなみに外部メモリカードのカバーはほとんどの場合、分解修理が必要となるため有償。無償となる機種の例としては、「A5506T」「A5504T」「W11K」の充電端子カバーなど。こちらは店頭で交換してくれるという。

やっぱりうれしいプラスチックカバー

 交換してもらえるのかどうかはともなく、どうもゴムカバーは安っぽくていただけない。あまり開け閉めをしなくても経年劣化による変色は避けがたく、特に色が白だったりすると、みっともないことこの上ない。

 その点、ヒンジ部はゴムでも堅いゴムを使い表面にボディと同等の塗装がしてあるカバーはなかなかいい。使い続けても変色することもなく高級感がある。さらに、一部のシャープ製端末がそうであるように、ゴムを使わず金属のヒンジを使いバネまで備えていれば最高だ。

左はソニー・エリクソン製の「SO506iC」。一見プラスティックカバーに見えるが硬質ゴムに塗装がしてあるようだ。堅く、ガッチリとフタができ、変色や膨張はまずない。右はシャープ製の「J-SH53」。バネの付いたフタを装備している。高級感あふれる

 最近デザインに凝った端末が増えているが、こうした細かなパーツまでこだわりをもって作れるかどうかは、デザインに対する姿勢をかいま見せてくれる。携帯電話の平均利用年数は1年から2年。最後まできれいな姿で使いたいものだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  2. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  3. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
  4. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
  5. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  6. ドコモ「ガラケー取扱説明書の掲載を終了します」 3G終了に伴い、事前保存を呼びかけ (2026年03月11日)
  7. Xiaomiからも“デカバ”モデルが登場! 1万mAhバッテリー時代が到来 (2026年03月12日)
  8. 100W出力で急速充電対応「UGREEN USB Type-Cケーブル」が43%オフの743円に (2026年03月12日)
  9. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  10. サムスンに聞く「Galaxy S26」シリーズ開発秘話 AI機能はさらに賢く、商用化まで5年を要した「プライバシーディスプレイ」 (2026年03月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年