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» 2004年08月26日 21時27分 UPDATE

mobidec 2004:秋から“韓流ゲーム”を投入〜サクセスの携帯ゲーム戦略

“冬ソナ”で火がついた韓国ブーム。携帯ゲームを開発するサクセスは、今秋から冬にかけて韓国のBREWゲームを配信する。

[後藤祥子,ITmedia]

 「冬のソナタ」「シュリ」「シルミド」などの映画やテレビドラマで火がついた韓国ブーム。携帯コンテンツを手がけるサクセスは、今秋から冬にかけて韓国のBREWゲームを日本市場に投入する計画だ。

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 モバイル事業本部 コンテンツ第一部の酒井正恭部長は「韓国の政府系機関であるKorea Game evelopment & Promotion Instituteと協力して、韓国のコンテンツプロバイダから年間50〜60タイトルのBREWアプリを日本に持ってきて配信する」と説明した。

 コンテンツはただ翻訳して配信するのではなく、日本のマーケットに合った形へのローカライズを行うとしている。

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 提供する韓国ゲームのジャンルはアクション、ロールプレイング、テーブルゲーム、シューティングなど多岐にわたる

定番ソフトをひとひねりして配信

 コンシューマーゲーム機の移植ものが多い日本の携帯ゲーム市場だが、サクセスでは比較的オリジナルの作品を多く提供している。移植元となるゲーム資産が少ないことが理由の1つだが、それが「作りたいものを作る、際だったものを作る、というのがうちのモットー。(オリジナルソフトのほうが)思ったものを具現化しやすい」という会社の個性にもつながっていると酒井氏は話す。

 同社の人気ゲームサイト「スーパーライト☆サクセス」で配信されるコンテンツも、定番ソフトながら工夫されたものだ。コマの上に矢印が出て、四隅を取っても安心できない「リバーシ」、盤面が爆発して石を置けない場所がある「変形五目並べ」、ローカルルール付きの「大富豪」など、どのソフトもクセモノ揃い。手軽に遊べるゲームが人気を博す中、ユニークな試みだ。

 家庭用ゲーム機向けコンテンツ開発も手がける同社は、携帯向けの本格ゲームも手がけている。アーケード向けの名作シューティングゲームを携帯向けに移植した「サイヴァリア・リビジョン」は、同社が手がけたタイトルだ(7月16日の記事参照)。「アーケード版と遜色ないスピード感」(酒井氏)。現在はボーダフォンライブ!で256KアプリVer2向けに提供しているが、他キャリア向けにも展開する計画だという。

他社とのパートナーシップを強化

 今後の事業の強化点として挙げるのは、他社とのパートナーシップによるコンテンツの共同開発や、受託によるアプリ開発。

 既に他社との連携では、ドコモとボーダフォン向け「ケータイポストペットパーク」サイトをソニーコミュニケーションネットワークと共同運営を開始。ほかにも三井物産テレパークが販売する、携帯電話用コンテンツのダウンロード権をカード化した「ぶちトク倶楽部カード」向けのコンテンツ提供を行っている(8月10日の記事参照)

 課金ベースのコンテンツ収益以外のところでの収益を確保し、事業強化につなげたい考えだ。

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 ケータイポストペットパークでは、ポストペットキャラをあしらったゲームや電卓を配信


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