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» 2005年01月14日 17時49分 UPDATE

2009年には世界中の携帯の89%がカメラ付きに?

日、米、西欧、中国の中で、日本人は携帯のカメラを「最もよく使うカメラ」と認識しているが、「撮った写真のプリントは最もしていない」という。InfoTrends/CAPの調査より。

[吉岡綾乃,ITmedia]

 米国の市場調査会社InfoTrends/CAP Venturesは、携帯電話のカメラに関する予測と調査結果を発表した。

 同社では、世界のカメラ付き携帯電話の出荷台数が、2004年の1億7800万台から、2009年には全携帯電話の89%に相当する8億6000万台まで伸びるだろうと予測。カメラ付き携帯が増えた要因が、撮像素子、ズーム機構、オートフォーカスといったカメラ機能の進歩や、モジュールの価格低下、通信の高速化、より使いやすいサービスや周辺機器などにあるとしている。

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InfoTrends/CAP Venturesによる、世界のカメラ付き携帯電話の出荷台数予測。黄色がカメラ付き携帯、赤がカメラなし携帯の台数を示す

 また「モバイルイメージング:テクノロジートレンドと消費者動向、ビジネス戦略」と題したレポートでは、日本、北米、中国、西ヨーロッパ(英仏独西)で、6360人にインタビューを行い、その結果をまとめている。

 それによると、日本人ユーザーのうち12.5%は、携帯カメラを“もっともよく使うカメラ”としており、これはほかの国に比べて最も高い割合。「北米や中国の人々は月に約20枚写真を撮るが、日本人は月に約5枚しか撮らない」「8〜10%の人々が携帯のカメラで撮った写真をプリントしているが、日本だけはその割合が低く、1〜2%」という結果も出ている。また「カメラなし携帯を使っているユーザーの約半分が、カメラ付き携帯が欲しいと考えている」という。

 同社のアナリストJeff Hayes氏は「携帯カメラには、使い捨てフィルムカメラやローエンドデジカメに置き換わるポテンシャルがある。デジタル一眼レフやハイエンドコンパクトカメラはニッチ向けに生き残るだろうが、大多数のコンシューマにとっては、携帯カメラが日常使いのカメラになるだろう」としている。

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