NTTドコモはMotorola製のビジネスFOMA「M1000」を発表した。ビジネス向けの“全部入り”ともいえる端末だ。法人利用を想定した端末に位置づけられるが、ドコモによれば「ドコモショップも含む全チャンネルで販売する」という。
OSはSymbian OSを採用し、メインディスプレイはタッチスクリーン対応の2.9インチTFT液晶。スクリーンに触れると指に軽い振動が伝わり、押したことが分かるようになっている。メガピクセルカメラにIEEE802.11bの無線LAN機能、Bluetooth1.1、PIM機能などを備え、シリアル部にはUSB 2.0のインタフェースを持たせている。Bluetoothのプロファイルは以下の通り。
Generic Access Profile |
Generic Object Exchange Profile |
Object Push Profile |
Serial Port Profile |
Dial-Up Networking Profile |
Hands-Free Profile、Headset Profile |
Service Discovery Application Profile |
Headset Profile |
iモードサービスには未対応となるが、POP/IMAPメールに対応し、複数のメールアドレスを利用可能。フルブラウザはOpera7.5が装備され、PC向けサイトを閲覧できる。なおパケット定額には未対応となる。
ExcelやWord、PowerPoint、PDFなどの閲覧に対応するビューワも装備。電子メールの添付ファイルの閲覧にも対応する。
W-CDMA/GSMのデュアルネットワーク対応端末で、海外にそのまま持ち出して使うこともできる。対応する周波数は、900/1800/1900MHzで、GPRSにも対応する。
機種名 | M1000 |
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サイズ(幅×高さ×厚み) | 59.5×117×21.5ミリ |
重さ | 168グラム |
連続通話時間(W-CDMA) | 音声通話:約120分、テレビ電話:約80分 |
連続通話時間(GSM) | 音声通話:約280分 |
待ち受け時間(W-CDMA) | 静止時:約200時間、移動時:約110時間 |
連続待受時間(GSM) | 約200時間 |
アウトカメラ | 有効131万画素CMOS |
インカメラ | 有効31万画素CMOS |
外部メモリ | TransFlash |
メインディスプレイ | タッチパネル対応2.9インチ6万5536色透過反射型TFT液晶(208×320ピクセル) |
無線LAN規格 | IEEE802.11b |
ボディカラー | BlackSilver×DarkSilver |
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