ドコモで“N”が再逆転――端末価格調査も：携帯販売ランキング（5月16日〜5月22日）

[杉浦正武，ITmedia]

　先週、新しく発売になった端末はなし。今週は各キャリアの端末価格も調査してきたので、ランキングと併せて見ていこう（都内量販店の新規価格、ITmedia調べ）。

	NTTドコモ		au		ツーカー		ボーダフォン
1	↑	N901iC	→	A5509T	→	ﾂｰｶｰS	→	V603T
2	↓	P901i	↑	W21CA2	→	TT32	↑	V603SH
3	→	F672i	↓	A1404S	→	TT31	↓	802SH
4	↑	P700i	→	A5507SA	↑	TT51	→	V602SH
5	↓	P506iC	→	W31S	↓	TS41	→	802N
6	↓	N506i	→	W31K	↑	TK40	↑	V402SH
7	↑	N700i	→	W22SA	↓	TK40（*）	↓	902SH
8	↑	SH700i	→	W31SA	↑	TK31	↑	702NK
9	↓	SH901iC	↑	W21T	↓	TK41	↓	V602T
10	↓	F880iES	↓	W21K	↑	TK31（*）	↑	V102D
（*）表記は「プリケ―セット」（**）表記は「プリケーロングセット」対応端末

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店（家電量販店、カメラ販売店、PC専門店）のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

　ドコモは、「N901iC」（右写真）が「P901i」を再逆転して首位に立った。5月6日掲載のランキング以来、P→N→P→Nの順で首位を交代している。

　価格を見ると、N901iCもP901iも2万円台なかば。4月の3万円台から比べると（4月1日の記事参照）やや値下がりしたものの、依然として値崩れしていない。なお、3位のらくらくホンこと「F672i」は、3000円程度と手ごろな価格になっている。

　auは、トップが先週と変わらず「A5509T」。2位と3位が入れ替わり、9位と10位が入れ替わったが、それ以外の順位は先週と同じままだ。

　上位陣の価格を見ると、1位のA5509Tは1円まで下がった。2位の「W21CAII」（左写真）は、発売後まだ日が浅いこともあり、1万9000円程度と高めの値段になっている。この価格は、発売直後から落ちていない（4月28日の記事参照）。なお、5位の「W31S」も2万円程度と、発売当時の価格から変わっていない（4月15日の記事参照）。

　ツーカーは、相変わらずのランキング。1位「ツーカーS」（右写真）、2位「TT32」、3位「TT31」は先週と変わらない。4位と5位、6位と7位が入れ替わるなどしているが、全体に大きな動きはない。

　価格は、ツーカーSが3990円。これは4月に調査を実施したときから変わっていない（4月1日の記事参照）。TT32、TT31は値を下げており、いずれも“1円端末”となっている。

　ボーダフォンは、180度開いた状態からさらに180度折り返せる「V603T」が首位を堅持。“振って操作”の「V603SH」（左写真）は、先週3位から1つ順位を上げた。

　価格を見ると、V603Tは1万4000円台。V603SHは2万円弱と、こちらのほうがやや高い。ボーダフォンの端末は「702NK」などが1円になっているが、3位の「802SH」は1万円程度、7位の「902SH」が2万円程度と、一部端末はまだ高値に留まっている。

　今週は、27日になって「premini-IIS」が全国で発売になった（5月27日の記事参照）。preminiシリーズはいずれも、発売直後にトップ10入りする傾向がある。来週のランキングに注目だ。

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