調査リポート
» 2005年09月13日 00時00分 UPDATE

+D Voice:結果発表:ITmedia読者の「理想の携帯」とは? (1/2)

携帯に多くの機能が追加されつつあるが、真に必要な機能とは何なのか? また、究極の携帯とはどんなものか? ITmedia読者に聞いてみた。

[杉浦正武,ITmedia]

 携帯が高機能化する中で、端末の方向性も多様化してきた。音楽再生やテレビ視聴を可能にするハイクオリティなAV機能、カメラ機能、ミニPC/PDAライクな各種機能など、携帯にほしい機能は多々あるが、真に必要な機能はどれだろうか。

 ITmediaでは9月上旬、ITmedia読者を対象にアンケートを行った。その結果を発表しよう。

  • 調査期間:9月1日〜5日

  • 調査形式:Webアンケート

  • 回答総数:1934

  • 男女比:男性92%、女性8%

  • 回答したユーザーの属性を見ると、男性比率が高いことが分かる。今回は「理想の携帯」というテーマだったので、男性読者が機能面へのこだわりを語るケースが多かったようだ。回答者の加入キャリアを見ると、「ドコモ」が44.3%、「au」が41%で市場シェアよりもauユーザーが多い傾向。「ボーダフォン」が19.3%、「ツーカー」1.1%、ウィルコムも9.8%と各キャリアのユーザーから回答を得た。


    一番求められているのは「レスポンスの速さ」

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     アンケートでは、21項目を提示してそこから読者に5項目を選んでもらった(複数回答方式)。この結果、最も多くのユーザーが支持したのは「レスポンスの速さ」で、実に全体の63.9%が選択した。

     ドコモのFOMA端末などは、一部でキーレスポンスが悪いと批判されている。いかに機能を追い求めても、結局ユーザビリティが悪くては操作する気にはならないのかもしれない。2番目の「長時間もつバッテリー」も同様で、高機能なアプリケーションも重要だが、ユーザーはそれを動かすための大容量バッテリーを気にしている。

     以下、上位は「文字入力のしやすさ」「通話エリア・通話品質」など基本機能が並んだ。複数回答方式のため“最大公約数”が上位にきたという事情はあるが、やはり携帯としての土台がしっかりしていないとユーザーは満足しないことを示している。

     ちなみにハイエンドアプリケーション系で一番人気だったのは、「フルブラウザ」の31.8%。次に「音楽再生機能」の28%が続く。逆に比較的不人気だったのはAV系機能で、特に「アナログテレビ」は4.4%で最下位だった。

    男女差がくっきり

     面白いのは、男女差が明確に読み取れること。全体の大まかな傾向は変わらないのだが、ポイントごとに見ていくと違いが分かる。

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     例えば女性が一番重視したのは「端末全体のデザイン」で、全体の63.5%を占める。全体でトップだった「レスポンスの速さ」も60.1%と高いのだが、これを上回っている。「文字入力のしやすさ」も、62.2%となった。

     男女差が顕著に出たのは、「PDAライクな機能」「Bluetooth」「赤外線通信」の3つ。前者2つは、女性の支持率が低く男性の支持率が高い。ところが赤外線通信では正反対の結果が出ており、女性は24.3%が必要だと考えているのに対し、男性は14.5%しか必要だと考えていないことが分かった。

     世代別に見ても、面白い結果が出た。グラフを見ると、10代のユーザーが文字通り「とがって」いることが分かる。

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